文書・記録類はGMP品質システムが正しく構築され、運用された証拠の位置付けであり、現場に浸透することが大切です。
浸透している証拠が査察などで確認されます。GMP基本事項の理解に加えて、初級者向けに文書・記録の大切さ、作り方、管理の仕方を平たく事例を交えて解説します。
- 第1部 SOP作成法のポイント
- SOPで現場で生じやすい問題点と見える化の工夫
- SOP作成の15原則
- SOP作成の留意点
- 作業手順書作成の8原則と作成上の留意点
- 分かり易い文書作成の基本ルール
- 技術文書作成上の留意点
- 第2部 GMP文書・記録類の管理 (現場における管理を含む)
- GMP文書のポイント (制定・識別・配付・保管・管理台帳)
- GMP記録の管理のポイント
- GMP管理と連動した状態表示のポイント
- GMP管理と連動したロッグブックのポイント
- 記録 (生データ) の信頼性と教育訓練
- 文書管理手順書 (事例)
- 第3部 システム査察に対応した文書・記録のポイント
- GMPシステム査察の背景
- システム査察における文書・記録類の位置づけ
- 適合性調査の仕組みと関連法規制との関係
- GMP管理を構成する6サブシステムのポイント
- GMP品質システム文書」 (Document)
- 階層的文書体系
- 第4部 GMP文書作成事例で学ぶGMPスキルの向上
- 製品標準書の作り方 (フローチャートの見える化)
- 製品標準書の基本事項 (品質標準書との関係)
- 製品標準書の記載事項
- 製品標準書作成上考慮すべき事項
- 製品標準書記載の標準設定に関わる基本事項
- 工程フロー図 (製剤) の書き方
- 設備表・工程管理表・製造手順の書き方
- 逸脱管理手順書
- 現場で使いやすい簡素化した逸脱管理手順書の事例
- 逸脱管理フローチャート
- 逸脱処理帳票の記載要領
- 帳票記載サンプル事例