細胞培養における再現性のあるデータを得るための品質管理の考え方とコツ

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近年、細胞モデルがより複雑な培養系へと劇的に進歩し、培養細胞を用いた創薬や再生医療に向けての研究がはば広く行われている一方で、研究結果の再現性が課題となっており、再現性ある高品質の科学的データを保証するためには、より包括的な品質管理が必要となってきています。  本講座では、細胞培養において、持続可能で再現性ある科学的データを得るための品質管理の基本的な考え方やコツについて、長年、無血清培地開発・製品化 (神経幹細胞、肝幹細胞、ヒト多能性幹細胞、マウスES細胞) に携わってこられた講師に解説していただきます。細胞培養の基礎開発、スクリーニングを行う研究者に特におすすめの講座となっています。

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プログラム

近年、細胞モデルがより複雑な培養系へと劇的に進歩し、培養細胞を用いた創薬や再生医療に向けての研究がはば広く行われています。一方で研究結果の再現性が課題となっています。再現性ある高品質の科学的データを保証するために、より包括的な品質管理が必要となってきています。持続可能な再現性ある科学データを得るための基本的な考え方や作業について紹介します。

  1. Good Cell Culture Practice (GCCP2.0) とは
  2. 持続可能な細胞培養のための基本原則
  3. 持続可能な細胞培養のための作業フロー
    1. 細胞の入手
    2. ストック作成
    3. 培養条件の検討
    4. 品質チェック
  4. 持続可能な細胞培養のための作業ポイント
    1. 培地の管理と使用方法
    2. 作業の管理方法
    3. 作業手順の作成方法
  5. 再現性ある科学データを得るための無血清培地の設計
    1. 無血清培地の歴史
    2. 基礎培地とサプリメント
    3. 無血清培地の設計の考え方
    4. 無血清培地開発の実際
  6. 再現性あるデータを得るためのコツ
    1. 播種ムラをなくす
    2. 細胞増殖をコントロールする
    3. ベンチレイアウト

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