分析法バリデーションにおける基準値設定と各パラメータ評価実例

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会場 開催

本セミナーでは、統計の基礎から判定基準設定まで、演習を含めて理解を深めます。

日時

開催予定

プログラム

第1部 分析法バリデーション実施に必要な統計知識と頑健性評価の実例

(2012年5月24日 10:30~13:00)

ポイント
  1. 統計の基礎とばらつき
    • 分布とばらつきの考え方を解説し、誤差をどう捕らえるかを統計の基礎として説明します。
  2. SN比
    • 頑健性を評価するため、誤差を表現する手法としてSN比について説明します。
  3. 分散分析と実験計画法
    • SN比を理解していただくため、分散分析、実験計画法について説明します。
      これまでの実験方法と実験計画法で検討した結果を比較することにより、実験計画法の有用性を説明します。
  4. 演習
    • 頑健性を評価するとき、具体的なパラメータを考えながら計算の演習を通して理解を深めます。
  5. その他
    • 統計手法を用いた計算をするときの注意点を説明します。

0. 統計の基礎 (分布と検定とα、βについて)

  1. 分散分析
    1. 交互作用について
    2. 2×2分散分析の例
    3. 3×3分散分析の例
  2. 実験計画法
    1. 直交表について
    2. L8について (分散分析との違いについて)
    3. L9について (交互作用列の問題)
    4. 混合系直交表L18について
    5. これまでの実験と実験計画法との違い
  3. SN比
    1. 静特性について
    2. 動特性について
    3. 誤差の考え方
  4. 頑健性パラメータの事例と応用
    1. 分光光度計のパラメータ事例
    2. HPLCのパラメータ事例
  5. その他
    1. 累積度数法;曲線の違いを直接比較したいとき
    2. 注意すべき数値

第2部 各分析能パラ―メータの基準値設定・妥当性と評価の実際

(2012年5月24日 13:50~16:20)

 測定方法や測定結果の「精確さ」を確保するためには、測定値の信頼性を検証する「分析法バリデーション」、すなわち分析法に由来する誤差が原因で生じる試験結果について、その判定の誤りの確率が許容できる範囲であることを科学的に検証しなければならない。  このような考え方を下に実施される分析法バリデーションについて,基礎から判定基準設定まで網羅的に説明します。

会場

連合会館
101-0062 東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
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