PFASの規制動向と分析

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第1部 PFASに関する規制動向と求められる対応

(2022年7月29日 10:30〜14:30) (途中 昼休みを含みます)

 今日話題に挙がることが多い有機フッ素化合物 (PFAS/PFCs) を取り上げて、関連法令・ガイドラインと今後の動向、求められる対応についてお話しします。  規制の起源となるストックホルム条約 (POPs条約) ・アメリカ有害物質規制法 (TSCA) から自然環境、製品含有を対象とした内容となっております。各物質の含有が懸念される代表例や分析方法の試験規格と分析結果例にも触れながら、業種・製品に沿った対応検討のご参考となりましたら幸いです。分析経験のない方、文系ご出身の方にも分かりやすい資料を準備いたします。

  1. 有機フッ素化合物とは
    1. PFOSペルフルオロオクタンスルホン酸とは
    2. PFOAペルフルオロオクタン酸とは
    3. PFHxSペルフルオロヘキサンスルホン酸とは
  2. 化学物質としての規制
    1. ストックホルム条約 (POPs条約)
    2. EU REGULATION (EC) No 1907/2006 (REACH規則)
    3. アメリカ有害物質規制法 (TSCA)
    4. 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律 (化審法)
    5. 化学物質排出把握管理促進法 (化管法)
  3. 環境基準の対応状況
    1. 厚生労働省 水道法第4条
    2. 環境省 環水大水発第 2005281号および第 2005282号
    3. 環境省 有機フッ素化合物全国存在状況把握調査
    4. 今後の動向
  4. 製品含有の対応状況
    1. EU REGULATION (EC) No 1907/2006 (REACH規則)
    2. アメリカ カリフォルニア州法 (Proposition 65)
    3. 化粧品中のPFAS
  5. 分析試験の実施例
    1. 環境試料の実施例
    2. 製品試料の実施例
  6. 総括
  7. Q&A

第2部 製品中に含まれるPFAS分析

(2022年7月29日 14:45〜16:15)

  1. PFASの基本的な構造と物性
  2. 製品中のPFAS分析フロー全体の説明
  3. 製品中のPFAS分析法における各工程の説明
    1. 試料の粉砕と抽出工程
    2. 抽出液の精製工程
    3. LC/MS/MS法による測定工程
      1. LC/MS/MS装置
      2. 測定値の信頼性評価
      3. 添加回収試験結果
  4. 試験室内における汚染に対する注意
  5. PFOA関連物質の測定についての紹介

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