AIによるペプチドのHPLC分析・開発法

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AIを用いたペプチドの分析と開発法について、HPLC:高速液体クロマトグラフを用い、その基礎から実践まで学ぶことができます。「1 HPLC分析・メソッド開発の手順」では、ペプチドを分析する為のHPLC分析の基礎や最近のミックスモードカラムの利用、HPLCのデータの見方とトラブルシューティング、メソッド開発を行う上でのステップと考え方を説明します。「2 分析する際のAI技術とシミュレーション」では、HPLCメソッド開発には多くの時間を要する点について、当社では20年前からAIを使った自動でメソッド開発出来るソフトウエアを開発しているが、低分子化合物、中分子化合物 (ペプチド、核酸など) のデータを交えてご説明します。また、構造式を入力して最適な分離を示すクロマトグラムを シミュレーションにより検索できるソフトウエアや、クオリティ・バイ・デザイン (QbD) 対応で自動で頑健性試験を行うソフトウエアなども紹介します。「3 実践」では、各種ペプチドの分析データをメソッドと共に紹介し、その違いを説明します。そして、メソッドの頑健性を確認するための自動頑健性試験を行い、その実際まで説明を行います。

  1. HPLCの基礎
    • 逆相分配クロマトグラフィーについて
    • イオン交換クロマトグラフィーについて
    • カラム選択のための基礎知識
    • ミックスモードカラムの利用
    • 分析データの見方とトラブルシューティング
  2. AIによる自動HPLC分析とシミュレーション
    • AIによるHPLC用自動メソッド開発の実際と解析
    • 自動で作成されたメソッドに対し、クオリティ・バイ・デザイン (QbD) 対応で自動頑健性試験を行うソフトウエアの紹介
    • 構造式を入力して最適な分離を検索するシミュレーションソフトウエアの紹介
    • 実際に幾つかの事例を利用したデモンストレーション
    • 既存のデータを利用して保持時間、半値幅、面積などを入力して完全分離のクロマトグラムシミュレーションを達成するAIソフトウエアの紹介
    • 既存のクロマトグラムの分離度を上げる重み付け機能を紹介
      (これらは、多成分分析の分離度改善や分取用クロマトグラムの分離度を改善に有効。分取などにも応用が可能。)
    • HPLC用のカラムを選択する際、分析する化学物質に対し、最適な分離を示すカラム選択の指標を示すソフトウエアを紹介
  3. ペプチド分析の実際 (AIを利用)
    • 逆相分配クロマトグラフィーによる各種分析事例
      • → バッファーの違いによる分離状態の違い
      • → AIによる合成ペプチド分析
      • → クオリティ・バイ・デザイン (QbD) を使った頑健性試験の実際 (ペプチド、抗体)

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