ラジカル重合の基礎と反応解析、注意点、新規材料開発への応用

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本セミナーでは、ラジカル重合について基礎から、注意点、分子量・立体構造の制御、最新の重合手法までを、40年以上研究してきた講師が初学者にも分かりやすく解説いたします。

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プログラム

ラジカル重合はビニルポリマー製造の大半を占める重要な高分子合成法となっている。また、最近のリビングラジカル重合及び立体特異性ラジカル重合の発見によってラジカル重合は新しい展開をみせている。しかし、現在、ラジカル重合を基礎から学ぶ機会はほとんどない。  本講では、ラジカル重合の基礎から最新の重合手法、SDGsを支える新規材料の設計までを解り易く説明する。

  1. はじめに
    1. 重合の基本用語
    2. 重合の分類とビニル重合を構成する基本反応
    3. ラジカル重合とイオン重合との比較
    4. 重合速度、ポリマーの分子量、分子量分布の決まり方
    5. 重合方法の選び方
  2. 単独重合 – 素反応の解析と課題、克服 -
    1. モノマーの種類と特徴 – ラジカル重合に適する構造 -
    2. 開始反応 – 熱開始剤、光開始剤、開始剤の選び方 -
    3. 成長反応 – 不規則な成長、天井温度による重合停止 -
    4. 停止反応 – 停止パターンと停止速度の最新情報 -
    5. 連鎖移動反応 – 機能性材料を得る移動反応 -
    6. 禁止剤.種類と反応形式
  3. 共重合
    1. 共重合の解析 – モノマー反応性比の求め方 -
    2. 工業化の課題と克服
    3. Alfrey-PriceのQ-e値の求め方 – 簡便な方法 -
    4. モノマーの構造とQ-e値の関係
  4. リビングラジカル重合
    1. 特徴 – ラジカル重合ならではの特異性 -
    2. 原理と種類 – なぜラジカル重合でも可能となったか -
    3. 具体例と課題 – 反応条件と注意点 -
  5. 新しい材料開発
    1. SDGsを支える新規材料開発の考え方
    2. 具体例とその機能・性能

受講料

案内割引・複数名同時申込割引について

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また、2名以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 18,000円(税別) / 19,800円(税込)となります。

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