人口減少社会となった日本では、従来型の生産モデルは既に崩壊している。2030年には将来を見据えた5,000万人型の省人化生産の準備が必要である。そして新たなる課題、新型コロナウイルス感染症拡大による「社会距離戦略」の必然性から生産現場のリモート化「全自動連続化」が急務に。最小限の設備で、必要なときに必要なモノを必要な量だけ生産する連続フロー生産の実装化を目指し、原料導入から、反応、洗浄、溶媒交換、晶析、ろ過、乾燥、そしてパッケージングまでの全自動連続化についてNEDO事業を介してレディーメード化を進めている。
本講演では、NEDO事業「戦略的省エネルギー技術革新PG」全自動連続生産システムiFactoryの構築が概念実証段階を経て、第2フェーズ・実装段階に入った。
- はじめに
- 世界が直面するリスク
- 縮小社会日本の製造業が直面する課題
- 化学産業の連続化はなぜ進まない?
- 身近に接する連続化の数々
- そもそも連続生産とは?
- バッチ生産と連続生産の違い/FDAエンジニヤリングからの定義
- バッチ生産と連続生産のメリット・デメリット
- タービュラント・フローとラミナー・フロー
- 欧米の動向
- 世界の目指す連続生産とは…「驚愕のゴール」
- Make-it Program (USA) について
- One-Flow Project (EU) について
- 世界はクラウドラボ化へ
- 年、連続生産実装化へのロードマップ・フェーズIII実証篇
原料投入から乾燥、分注まで全ての単位操作の連続化
モジュール型連続生産システムiFactory完成へ
- iFactoryのコンセプト
- 標準設備 (単位操作) 仕様
- 連続反応設備;均一系と不均一系装置の選択
- 連続向流抽出 (反応の後処理)
- 連続晶析
- 連続ろ過
- 連続乾燥 2槽交互式流動層乾燥~連続棚段乾燥へ
- 流通式管型反応器の洗浄
- 連続生産におけるDiversion Strategy
- サージシステムとそのメリットとは
- サージシステムを使う品質管理戦略
- iFactory建築の進捗状況 (消防認可)
- iFactory 1/100スケールダウンモデル「Trigger」竣工
- Trigger開発のコンセプト
- 1m3 Cubeの単位操作構成
- プロセスエコノマティクスへ
- iFactory進化論
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