炭素循環 (カーボンリサイクル) 技術

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本セミナーでは、二酸化炭素を原料としたエネルギーと化学品の製造技術、さらに実現可能なバイオマスや廃プラスチック原料からエネルギーと化学品製造技術を最新の欧州、米国、中国の動向を含めて解説いたします。

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プログラム

COP26で日本は温暖化ガスを46%削減することを宣言した。日本は、原子力発電やバイオマスそしてCCSでCO2を削減することは容易ではない。現実的なことは国内の太陽電池や洋上風力による再エネ電源とそれによって発生する余剰電力をフルに用いること。そして不足分は海外からエネルギーを輸入することである。  それらのエネルギーを用いたメタン、メタノール、航空燃料や化学品の最新の製造技術、又、廃プラスチックや都市ゴミからの燃料や化学品製造の可能性についても解説し、CO2を用いたビジネスの可能性にも言及したい。

  1. CO2排出の現状と削減見通し
  2. CO2の固定
    1. CO2の分離回収
    2. CCSの現状
    3. セメントとしての固定化
    4. 炭酸塩としての固定化
  3. 合成ガスの製造
    1. 水蒸気改質
    2. ドライリフォーミング
    3. 逆シフト反応
  4. CO2を用いた燃料の合成
    1. メタンの合成
    2. LPGの合成
    3. DMEの合成
    4. e – fuel (FT合成、TIGASプロセス)
    5. 航空燃料の製造
    6. 船舶燃料
  5. CO2を用いた化学品の合成
    1. メタノールの合成
    2. エタノールの合成
    3. 機能化学品の合成
    4. ポリマーの合成
  6. メタノール、エタノールケミストリー
    1. メタノールから燃料の合成
    2. メタノールから化学品の合成
    3. アルコールから燃料の合成
    4. エタノールから化学品の合成
  7. CO2フリー水素
    1. グリーン水素
    2. メタン分解による水素 (ターコイズ水素) 製造
    3. 電解による水素製造
    4. 人工光合成開発状況
    5. 燃料電池の現状
  8. 水素貯蔵輸送
    1. メチルシクロヘキサン
    2. アンモニア
  9. バイオマスの利用
    1. バイオマスから航空燃料
    2. バイオマスから化学品の合成
  10. 廃プラスチック・都市ゴミ利用
    1. 廃プラスチックのケミカルリサイクル
    2. 廃プラスチック・都市ゴミのガス化利用
    3. 廃棄物からジェット燃料の合成

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