スマートフォンに代表されるモバイル機器は、高性能・高機能化と同時に、軽量・薄型化を求められている。その為にデバイス・電子部品の高機能・小型・薄肉化やプリント配線板の薄肉・高機能・高密度配線化への要求がますます高まっている。特にFPCは、単なる配線材料としてだけでなく、デバイスやセンサー等、高機能部品のモジュール基板として多用され、軽量・薄型化や組み立てコスト低減に、ますますその重要性が高まっている。
今回のセミナーでは、FPCの市場動向や業界動向を解説した後、現状のFPC材料技術と製造技術、及び技術開発の動向について述べる。また今後の新しい市場として期待が高まっている5G対応高速伝送FPCや車載用途向けを中心に、次世代高機能FPCの技術開発動向と課題についても解説する。最後に弊社が継続的に実施している、最新のモバイル機器の分解調査から得られた知見に基づき、今後のFPCに関連する技術動向や需要動向を予測する。
- FPCの市場・業界動向
- FPC市場の変遷
- FPCの生産額の推移
- FPCの用途別シェアと用途別採用例
- FPCメーカーのシェアと事業概況
- FPCメーカーの生産拠点
- FPCメーカーを中心としたサプライチェーン
- 主なリジッドフレキメーカー
- FPCの構成材料と技術動向
- FPCの機能と材料構成
- FPCの構造別分類
- 絶縁フイルムの種類と開発動向
- 銅箔の種類と開発動向
- FCCLの種類と特徴
- カバーレイの種類と特徴
- シールド材の種類と特徴
- 補強板の種類と特徴
- 接着剤の種類と特徴
- FPCの要求特性と構成材料の必要特性
- FPCの製造技術・生産技術動向
- プリント基板の分類
- FPCの製品設計と生産設計
- ビアホール穴あけ
- ビアホールめっき
- DFRラミネート
- 回路パターン露光
- 現像・エッチング・剥離
- AOI検査
- カバーレイ/カバーコート
- 表面処理
- 加工~検査
- 工場レイアウト・RTR生産
- 片面FPCの製造プロセス
- 両面FPCの製造プロセス
- 多層FPCの製造プロセス
- リジッドフレキの製造プロセス
- FPCへの部品実装 (モジュール化)
- FPCの規格と信頼性試験
- 高機能FPCの開発動向
- 5G向け高速伝送FPC
- 5G移動通信システムとロードマップ
- 高速伝送FPCとは
- AiPの開発と高速伝送FPCの採用例
- スマートフォンの高速伝送FPCのニーズ
- ネットワーク機器・アンテナにおける高速伝送FPCのニーズ
- LCP – FPC/MPI – FPCの製造プロセス
- 高密度配線 (ファイン回路・多層) FPC
- FPCのファインピッチ化動向
- FPC/リジッドフレキの多層化動向
- SAP/MSAPの製造プロセス
- ファインピッチ化・多層化のロードマップ
- 車載向けFPC
- 車載向けFPC市場と採用例 (BMS他)
- 車載向けFPCの要求特性と技術動向
- 自動運転・電動化対応の新しいニーズ
- モバイル製品の分解調査と今後のFPCの需要・技術動向
- スマートフォンの生産予測
- iPhoneの分解とFPC・リジッドフレキ動向
- iPad/iPodsの分解とFPC動向
- Galaxyの分解とFPC・リジッドフレキ動向
- 中国スマートフォンの分解とFPC動向
- ディスプレイモジュール向けFPCの需要・技術動向
- カメラモジュール向けFPCの需要・技術動向
- フォルダブルスマートフォン向けFPCの技術動向
- まとめ
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,200円(税別) / 37,620円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
- 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。