CO2排出削減、有効利用活用に向けた技術開発動向と今後の展望

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
オンライン 開催

本セミナーでは、CO2排出量削減に向けて重要視されるCO2分離回収技術に焦点を当てて、その技術やシステムの基本的な考え方、国内外での開発状況、そして現状の課題と将来への展望を解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

  1. はじめに
    • 日本、世界のCO2排出量の現状を整理して、どんな分野からどの位のCO2が排出されているのかまとめます。
  2. 日本のエネルギーフロー
    • CO2排出量を削減するためには、日本のエネルギー事情、つまりエネルギーの使われ方を知っておく必要があります。
      そこからCO2排出量削減の目標達成のためのヒントを探します。
  3. 再生可能エネルギーの見方
    • CO2排出量削減の切り札とされる再生可能エネルギー。
      太陽光と風力 (陸上と洋上) を中心に、日本の再生可能エネルギーの導入可能量について考えてみます。
  4. カーボンニュートラルに向けた政府の方針
    • カーボンリサイクル、カーボンニュートラル、グリーン成長戦略、水素基本戦略など、日本政府は様々な戦略や方針を発表しています。
      2021年10月に第6次エネルギー基本計画が閣議決定されました。将来のCO2排出量削減の目標達成や、カーボンニュートラル宣言達成のために、政府はどんなことを考えているのか整理します。
  5. CO2分離回収技術
    • 物を燃やせばCO2が発生しますが、そのCO2を有効利用 (CCU) したり、地中に貯留 (CCS) したりと、様々な方法でCO2を大気に放出しないような工夫が数多く提案されています。
      そうした考え方は、燃焼排ガスを回収して、その中からCO2を分離・回収することからスタートします。
      最近では空気中からCO2を回収する技術 (DAC法) まで出てきました。ここでは様々なCO2分離回収技術を紹介します。
  6. CO2有効利用技術 (CCU)
    • CO2を原料にして何か有用な物を造り出す。こんな夢のような話は、今や現実として、様々な技術開発が進んでいます。
      ここではCO2で製造できる製品について、簡単にその製造方法を紹介するとともに、そのCO2排出量の削減効果も合わせて考察しながら、技術の整理をします。
  7. 水素の製造と水素キャリア
    • 燃やしても水しか出ない水素は、様々な資源から製造でき、脱炭素やカーボンリニュートラルの実現にとても大きな役割を果たします。
      先のCO2有効利用技術 (CCU) でも水素は欠かせません。ここではそんな水素の特徴と製造方法をまとめます。
      また、輸送や貯留、利用の形態によって水素を固定するための担体を水素キャリアと呼んでいますが、それらの特徴についても整理します。
  8. バイオマスの利用
    • 再生可能な生物由来の有機性資源であるバイオマス。カーボンニュートラルの語源であるバイオマスの利用は今後も非常に重要になるはずです。
      ここではカーボンリサイクルの視点からのバイオマス利用を考察してみます。
  9. カーボンリサイクルとは

受講料

複数名同時受講割引について

アカデミック割引

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

ライブ配信セミナーについて