第1部 国内外での自動車騒音規制の動きについて
- フェーズ3を含めて -
(2022年7月8日 10:30〜11:40)
- 道路交通騒音の現況
- 日本の状況
- 欧州の状況
- 自動車騒音規制
- 自動車騒音規制の歴史
- UN規則R51 – 03の概要
- フェーズ3規制
- UN規則の今後の動向
- 計測不確かさ
- RD.ASEP (Additional Sound Emission Provision)
- 将来の騒音規制
- 道路交通騒音低減に向けて
- 背景
- 今後の課題
- まとめ
第2部 タイヤの騒音規制とその低騒音化について
(2022年7月8日 11:50〜12:50)
自動車のパワートレーン電動化に伴う静粛性の向上や、環境騒音悪化の健康影響への関心の高まりから、タイヤと路面との接触により生ずるタイヤ路面騒音低減の要求は益々高くなっています。講演では、タイヤ路面騒音発生機構の概説から各要素現象の解説、騒音低減のための技術開発に関して紹介します。
- タイヤ路面騒音とは?
- 車内騒音と車外騒音
- 車外騒音規制
- タイヤ路面騒音発生機構
- タイヤ路面騒音低減のための技術開発
- 路面凹凸による加振
- トレッドパターン加振
- タイヤ振動
- 接地面内溝共鳴音
第3部 自動車用制振塗料の特性と技術動向
(2022年7月8日 13:40〜14:50)
車のエンジン、駆動系から車室内に伝播する騒音の低減は、走行性能やスタイリングと並んで重要な品質の一つになり、その要求目標は年々高くなっている。一方、地球環境問題に端を発した温暖対策の対応の一つとして車体軽量化による燃費向上が重要なテーマになっています.車両の静粛性と軽量化はトレードオフの関係にあり、両者の融和を図るためには、音の評価技術と材料技術が重要になる。さらに最近では、EV/EHVへの変更が急速に加速しており、対策すべき音源の変化が起きている。
本稿では、材料技術の側面からみた最近の車用防音材料の内で制振塗料の一端を述べる。
- 制振について
- 制振の位置付け
- 制振材の粘弾性挙動
- 制振塗料の特徴
- 制振塗料の配合設計の概要
- 制振材の制振性評価方法と音響技術の重要性
第4部 電動車向けパワートレイン (モータ・インバータ) における振動・騒音の発生要因と改善手法
(2022年7月8日 15:00〜16:10)
自動車分野では永久磁石同期モータを採用した電動車の普及が加速している。永久磁石同期モータは小型・高出力・高効率という特長を備える一方で、モータの電磁力に起因した振動・騒音が増大する課題がある。
本セミナーでは、永久磁石同期モータを使用したモータ駆動システムによって発生する振動・騒音の発生メカニズムを紹介し、その低減手法をモータ・制御・機構に分けて紹介する。
- 自動車の電動化に伴う振動・騒音の課題
- 一般的なモータにおける振動・騒音の発生メカニズム
- 電磁力による振動・騒音とその種類
- 電磁力による振動・騒音のその低減手法
第5部 吸音・遮音解析と自動車の車内音予測・対策
(2022年7月8日 16:10〜17:30)
吸音と遮音の定義、違いについて、自動車の車内音における振動伝達音と空気伝搬音について、SEA法を用いた車内音予測・対策について解説する。
- 吸音と遮音
- 吸音と遮音の定義
- 吸音について
- 遮音について
- 自動車の車内音
- 振動伝達音と空気伝搬音
- ハイブリッド車の振動騒音現象
- SEA法を用いた車内音予測・対策
- SEA法とは
- モデル化
- 寄与度分析結果
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
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アカデミック割引
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日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
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