メソポーラスシリカ薄膜合成・構造設計と機能評価

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本セミナーでは、メソポーラスシリカの合成技術の現状と応用展望までを解説いたします。

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プログラム

1990年代に始まったメソポーラスシリカの合成は超分子鋳型を使った新しい多孔性材料の合成法として大きな注目を集め、様々な分野の研究者を巻き込んで大きく発展した、シリカのみならず高分子、金属、炭素を含む様々なナノ多孔質材料の設計が自在に行われようになりつつ有る。  この主の材料研究の進展に大きなインパクトを与えた技術の一つとして形態設計技術が有る.粉体のサイズ、形状の設計に加え、様々な方法で様々な質の薄膜を調製することもできるようになった。  ここでは薄膜作成方法を概観し、その構造、構造設計、機能評価について最近の進展も含めてまとめ、この種の材料の可能性を考える。

  1. メソポーラスシリカ (概論)
    1. 歴史
    2. 合成と評価
    3. 機能
  2. メソポーラスシリカ膜 (概論)
    1. 歴史
    2. 合成
    3. 評価
    4. 機能
  3. 溶媒揮発法によるメソポーラスシリカ膜の合成
    1. 基本的な合成方法
    2. 特徴
  4. 液中析出法によるメソポーラスシリカ膜の合成
    1. 基本的な合成方法
    2. 特徴
  5. その他の方法
  6. メソポーラスシリカ膜合成技術の現状
    1. どこまでできているのか,どこまでわかっているのか
  7. メソポーラスシリカの利用が検討された例
  8. 粉体表面へのメソポーラスシリカ膜の析出
    1. 合成方法
    2. 期待される機能
  9. シリカ以外の材料への展開
  10. まとめと今後の展望

会場

連合会館
101-0062 東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
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受講料

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