本セミナーでは、核剤選択の基礎技術である高分子結晶の基礎から解説し、物性制御、生産性向上、成形サイクル短縮、核剤の効用、作用について詳解いたします。
(2012年4月23日 13:00~15:00)
結晶性プラスチックにおいて、生産性を高めることや狙いの物性を得るために、結晶核剤を配合することは大変有効であり、適切な結晶核剤の選択は、材料の差別化や実用化に大変重要である。 本セミナーでは、核剤選択の基礎技術である高分子の結晶構造や高次構造とその観察方法や結晶化速度の評価方法と結晶核剤の効用を学習する。
~PET、PP用を中心に~
(2012年4月23日 15:15~16:45)
造核剤は結晶性高分子の結晶化を促進する添加剤であり、その使用により生産性の改善や力学物性、透明性の向上が期待される。ポリプロピレン (PP) を中心に使用量は増加し続けており、応用例も多岐にわたっている。 本セミナーでは高分子の結晶化と造核剤の作用機構に関して説明するとともに、市販されている造核剤の性能を紹介しながら得られる特性について解説する。PPやポリエチレンテレフタレート (PET) 用造核剤を中心に最近の技術動向についてまとめる。