本セミナーでは、リチウムイオン電池、全固体電池を始めとした次世代電池について取り上げ、国内外の技術・市場動向と今後求められる対応・戦略について解説いたします。
車載電池は全世界市場において政治経済の大きなテーマとなっています。2010年までは日系電池の存在感が大きかったものの、以降は韓国大手財閥系の投資力とスピード感に、さらには中国中央政府の絶大な補助金制度の恩恵を受けた電池業界が急浮上して日系勢を押しやっています。日本の課題は国を挙げた産業として再興できるかを考え、実行することが早急に求められています。このような動脈系産業と併せて、電池の再利用とリサイクルビジネス、そこにつながる技術開発が重要なテーマとなっています。動脈系と静脈系ビジネスが両輪となって持続可能な事業として確立できるか、それを先導できる技術開発が日本にとってまったなしの課題となっています。