医薬品包装の視認性/識別性に基づく医薬品採用基準

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本セミナーでは、現在臨床現場で使用されている医薬品包装のデザイン、形態、使用感に関する医療医従事・患者からの評価を交え、当該包装の何が現場で問題なのかを具体的に提示いたします。

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プログラム

本講では、現在臨床現場で使用されている医薬品包装のデザイン、形態、使用感に関する医療医従事・患者からの評価を交え、当該包装の何が現場で問題なのかを具体的に提示する。  同時に、医療現場で評価される医薬品包装や、現場で今後必要とされる医薬品包装のヒントについて、CR包装や抗がん剤のDVO対応包装に関す知見も含め提示したい。さらに特殊事案として、再生医療等製品の情報提供に関わる薬剤師へのアンケート調査を基に、必要とされる包装形態についても言及したい。

  1. 医療現場における医薬品の流れとそのリスク発生場所
    1. 医療現場における医薬品管理
      1. 病院調剤室における内服薬・外用薬の管理状況
      2. 病院における注射薬の管理状況
      3. 病院における麻薬の管理状況
    2. 医薬品調剤の実際
      1. 錠剤・散剤・水剤・外用剤の調剤
      2. 注射薬の調剤
      3. 麻薬の調剤
  2. 高齢者を中心とした患者の身体的、精神的、社会的特徴とメディケーションエラーの実態
  3. 医療現場で問題となる医薬品包装・表示デザイン事例
    1. 現行医薬品の包装・表示ラベルの問題点
      1. 外見が類似している医薬品
      2. 包装形態に問題がある医薬品
      3. ラベル表示に問題がある医薬品
      4. 使用期限の表示に問題がある医薬品
      5. PTPシートの表示に問題がある医薬品
      6. ブリスター表示に問題がある医薬品
    2. ジェネリック薬品の問題点
      1. 薬用量の表記方法とメディケーションエラー
      2. 誤解を生みやすいラベル、商品名
    3. 使い方が難しい経口製剤の例
  4. 医療現場で評価される医薬品包装・表示デザインの例
    1. キット製剤・プレフィルド製剤の医療現場での評価
    2. ピッチ印刷によりリスク軽減が期待できる経口製剤の例
    3. カードブリスターによりリスク軽減が期待できる経口製剤の例
    4. イラストやシンボルマークの導入によりリスク軽減が期待できる経口製剤の例
  5. 小児誤飲防止を目的とした新規PTP放送ならびにピクトグラムの創製関する基礎的研究
    1. 小児による医薬品誤飲事故
    2. チャイルドレジスタンス包装 (CR包装)
    3. CR包装に関するアンケート調査
    4. 医薬品誤飲防止ピクトグラムに関するアンケート調査
  6. 医薬品包装・表示デザイン改善策のヒント
  7. 薬剤師の意識調査に基づいた再生医療等製品の情報提供とその包装形態
    1. キメラ抗原受容体遺伝子導入T細胞による製剤
    2. カルタヘナ法でウイルス拡散防止措置が要求される製品

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