近年、設計や製造のグローバル化に伴い公差設計の重要度が高まっています。製造業のお客様を対象とした公差設計セミナーを開催いたします。
本セミナーでは公差設計のメリット、考え方、計算の基本をeラーニングとWebライブセミナーを通して、従来2日間の集合型のセミナーで実施していた内容を、完全にオンラインで自席やご自宅等で習得していただけます。
eラーニング「公差設計入門」
(受講期間 2022年11月21日〜27日 / 目安となる受講時間 : 合計2.5時間程度)
本eラーニングの開発元であるプラーナーは、公差設計を学んでいただくためのコンテンツを開発し、多くの演習事例を作成して、だれでも公差設計を学べる教育体系を構築して参りました。
本eラーニングは、入門編として、初めて公差設計を学ぶ方のために作成しました。
Step1〜Step14の構成となっており、全27問の演習問題が付いています。
- 第1章 公差設計の概要
- 公差計算の具体的な例
- 公差設計のメリット
- 検図について
- 公差設計の流れ
- 設計者の公差知識の実態
- 公差設計のPDCA
- 普通公差
- 公差の課題を解決する
- 設計作業終盤のワークフロー
- FMEAの具体的事例
- リスクマネジメントからの要求
- 第2章 公差設計と幾何公差 (GD&T)
- GD&T (幾何的寸法許容差設定および 表示表)
- JISの改訂
- サイズ公差と幾何公差
- JIS改訂で変わった用語
- ISOとASME
- 第3章 正規分布と工程能力指数
- 正規分布の性質
- 公差とばらつき
- 正規分布とは
- 母集団とサンプル
- 平均値と標準偏差の求め方
- 正規分布の表し方
- 正規分布の性質
- 不良率の推定
- 不良率の求め方
- 正規分布の規準化
- 工程能力指数
- Cp
- Cpk
- CpとCpkの使い分け
- 第4章 統計的取り扱いと公差の計算
- 分散の加法性
- 統計的取り扱いと公差の計算
- 互換性と不完全互換性
- 【例題1】~【例題4】
- 公差設計のPDCAまとめ
- さまざまな公差の計算方法
- 第5章 公差設計の実践レベル
- 不良率の計算事例
- 幾何公差の公差計算事例
- ガタとレバー比の考え方
ライブセミナー
(2022年11月28日 9:30〜17:00)
- ご挨拶
- Eラーニングでの理解度チェック
- 講義:
- 公差計算書
- Σ計算
- √計算
- モンテカルロS
- 工程能力評価データ
- 実習(機械装置事例):
- 総合演習1(小型歯車装置事例):
- 説明と計算着手
- 計算結果の確認
- 考察
- 結果とまとめ
- 総合演習2(ユニット設計事例):
- 説明と計算着手
- 計算結果の確認
- 考察
- 結果とまとめ
- Q&A