第1部 eVTOL実現を見据えたビジネス機会
(2022年6月17日 10:30〜12:00)
eVTOLが事業化され市場で利用されるようになるために満たすべき要件と、実現した際にeVTOLを取り巻くビジネスチャンスを解説する
- eVTOL開発の動き
- メーカーの機体開発の状況
- 提携や買収の動き
- 実証実験
- 現在の移動モードよりeVTOLの方がメリットのある運航シーン
- より安く移動できる
- より早く移動できる (値段が高くなったとしても)
- より快適に移動できる
- 空だからこその価値がある
- これまで到達できなかった場所に行ける
- eVOTL実現に向けて満たされるべき要件
- 需要がある運航シーン
- 必要十分な技術レベル
- ルール・制度
- オペレーター
- インフラ
- 社会受容性
- ビジネスのエコシステム
- 機体・部品メーカー
- 運航オペレーション
- グランドハンドリング
- MRO
- デジタルインフラ (管制など)
- 物理インフラ (離着陸場所や充電など)
第2部 e-VTOLの安全性設計
(2022年6月17日 13:00〜14:30)
航空機開発で一般に行われている安全性設計の基礎を理解し、欧州航空安全機関 (EASA) が発行している型式証明レギュレーションやドキュメントを中心としたe-VTOL安全性設計の要点を解説する。
- e-VTOL機の型式証明
- e-VTOL機の安全性設計
- e-VTOL機の定義
- 従来航空機との違い
- 安全性設計
- 安全性要求
- 開発プロセス
- 安全性解析 (FHA、CMA)
- e-VTOL機の安全性設計のポイント
- 構造設計
- システム設計
- 鳥衝突
- 耐雷
- まとめ
第3部 空飛ぶクルマの航続性能とドミナントデザイン
(2022年6月17日 14:45〜16:15)
最近話題の空飛ぶクルマ (電動マルチロータ機) の航続距離推算法を解説します。特に比較対象となる内燃機関を使った従来航空機との違いについて、差異を生むすべての要因を明らかにし、各要因の影響度を評価可能な推算方法とします。
- 内燃機関を用いる航空機の航続距離推算式の意味 (ブレゲーの式)
- 内燃機関と電動の違い (エネルギー密度だけでは決まらない)
- 電動航空機の航続距離を推算する式 (ブレゲーの式にあてはめる)
- 空飛ぶクルマを含む航空機一般の機体空力性能を表す指標 (揚抗比)
- ニュートンの運動方程式から導かれる2種類の空気抵抗 (空気力学入門)
- 前記2種類の空気抵抗、それぞれに影響する機体の形状 (全幅と流線形)
- 回転翼機 (含む、空飛ぶクルマ、ヘリコプタ) とは何か?
- 回転翼機 (含む、空飛ぶクルマ、ヘリコプタ) の航続性能が悪いわけ
- 回転翼機 (含む、空飛ぶクルマ、ヘリコプタ) の航続性能をよくする方法
- V-22オスプレイという事例
- 同じ回転翼機でも、ヘリコプタと空飛ぶクルマは違うのか?
- ドローンと空飛ぶクルマは同じ?違う?
- ドミナントデザイン (現在のヘリコプタまでの産業史)
- 空飛ぶクルマのドミナントデザインは?
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
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アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
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