mRNA医薬品とCOVID-19ワクチンの製剤技術

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COVID-19パンデミックにおいて、mRNAワクチンが成功を収めたことから、世界中でmRNAワクチン、医薬の開発が進んでいます。その応用は、感染症予防ワクチンにとどまらず、がんワクチン、がん免疫治療、希少遺伝性疾患治療へと拡大しています。  本講演では、mRNAの医療応用の背景にあった技術革新、その疾患治療への展開を解説したのち、現状の課題を踏まえmRNA医薬の今後を展望します。

  1. mRNAの医療応用を支える基盤技術
    • 導入 – mRNA医薬の特長
    • mRNAの合成
    • mRNAの送達 – 脂質性ナノ粒子
  2. mRNAのワクチンや医薬品への応用
    • mRNAワクチンの開発
    • COVID – 19 mRNAワクチンのケース
    • がんワクチンのケース
    • がん免疫治療のケース
    • 希少疾患治療のケース
    • ゲノム編集
    • 抗体医薬の産生
  3. 今後の課題と展望・最新の製剤技術
    • mRNA製造の課題
    • mRNA機能化の新展開
    • 脂質性ナノ粒子の課題と新規デリバリー技術の開発

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