新規性・進歩性の判断方法と新規性・進歩性による拒絶理由通知への対応

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事業・経営戦略における特許の重要性が高まる中、より広い権利範囲を、より有利に、より確実に権利化するために、新規性・進歩性による拒絶理由通知への対応の仕方について、基礎から解説します。特に、進歩性に関しては最近10年間定着してきた新しい考え方をしっかり理解しているかどうかで、結果が大きく異なってきますので、注意が必要です。より広い権利範囲を取得するためには、拒絶理由に対して意見書でしっかり反論することが必要ですが、審査官がどう判断しているかをよく知ることが大切です。特許庁が特許出願の審査が円滑かつ的確に進むようにするための有効な手続きとして設け活用をすすめている、審査官との「面接審査」を活用することで大きな成果を上げている会社も少なくありません。  本セミナーでは、新規性・進歩性の判断方法を基礎から最新動向まで、及び、新規性・進歩性による拒絶理由通知への対応方法について、多角的に解説します。

  1. 新規性・進歩性の判断方法
    1. 新規性の判断方法
      1. 新規性の判断フロー
      2. 本願発明の認定
      3. 引用発明の認定
      4. 本願発明と引用発明との一致点・相違点の認定
    2. 進歩性の判断方法
      1. 進歩性の判断フロー
      2. 本願発明の認定
      3. 引用発明 (主引例) の認定
      4. 本願発明と引用発明 (主引例) との一致点・相違点の認定
      5. 本願発明と先行技術 (主引例) との相違点に関する判断
      6. 「課題」の重要性
  2. 対象案件の背景を確認する
    1. 事業状況を確認する
    2. 技術開発状況を確認する
    3. 競合他社の状況を確認する
  3. 拒絶理由通知を検討する
    1. 審査官の認定・判断は妥当かどうか検討する
      1. 本願発明の認定は妥当か?
      2. 引用発明の認定は妥当か?
      3. 本願発明と引用発明の一致点・相違点の認定は妥当か?
      4. 相違点に関する判断は妥当か?
    2. 取りたい権利範囲はどこか確認する
      1. 絶対取りたい範囲は?
      2. できれば取りたい範囲は?
    3. 取れそうな権利範囲はどこか検討する
      1. 間違いなくとれそうな範囲は?
      2. 難しそうだがチャレンジすべき範囲は?
      3. あきらめざるを得ない範囲は?
  4. 対応方針を検討する。
    1. 審査官の認定・判断が妥当と考えられない場合:審査官との面接
    2. 審査官の認定・判断が妥当と考えられる場合:補正書の検討
  5. 審査官との面接
    1. 面接審査によるメリット
    2. まずは審査官を知る
    3. 面接前の準備
    4. 審査官との面接のコツ
    5. 面接後の対応
  6. 補正書・意見書の作成
    1. 補正の基礎
    2. 意見書の基礎
    3. 拒絶理由に対応した補正のコツ
    4. 拒絶理由に対応した意見書のコツ

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