第1部 高分子 (ポリプロピレンを中心とした) の劣化メカニズムとその対策
- 酸化劣化・耐候劣化問題への実践的な面からの課題とその対策 -
(2022年6月14日 10:15〜11:45)
- PP材料の生産動向、市場
- 地球環境問題とプラスチック
- 生活?産業基盤材料としてのPP
- 材料設計上の要素技術としての添加剤
- 添加剤技術
- 劣化現象
- 劣化機構
- 分子構造と劣化
- 安定剤の作用と用法
- 酸化防止剤
- 光安定剤
- 金属不活性化剤
- 製品から見た劣化起因の問題と対策
- 成形加工時の劣化問題と対策
- 屋内使用製品の問題と留意点
- 屋内使用製品「変色問題」の事例
- 屋外耐久製品の劣化問題
- 耐候劣化の特徴
- 顔料充填材の影響
- 光安定剤の使い分け
- 時代の要求に「添加剤技術」はどう応えるか
第2部 プラスチックの安定化に向けた添加剤の種類及び処方について
(2022年6月14日 12:30〜13:45)
プラスチックの劣化は熱や光への暴露などが引き金となり、以降は自動酸化によって進行する。 これらの課題は添加剤を適切に処方することで改善可能であり、本セミナーではそれぞれの添加剤の処方について解説する。
- 樹脂用添加剤とは
- 樹脂添加剤の扱い方
- 樹脂添加剤の種類
- 樹脂の劣化機構について
- 酸化防止剤
- フェノール系酸化防止剤
- リン系酸化防止剤 (ホスファイト)
- 硫黄系酸化防止剤
- 光安定剤
- 銅害防止剤
- リサイクル向け添加剤
- その他添加剤の紹介
第3部 ゴム・プラスチック材料の劣化・変色に関する分析評価
(2022年6月14日 14:00〜15:15)
ゴム・プラスチック材料の劣化について、具体的な分析評価方法を紹介する。また、高分子材料に生じる変色についてその種類と特徴を述べるとともに、劣化に伴い生じる変色現象の事例を解説する。
- 高分子材料の劣化評価方法
- 熱酸化劣化
- 光劣化
- 疲労劣化
- 水中の劣化
- 金属害
- 添加剤による劣化
- 高分子材料の変色の種類と特徴
- 劣化による変退色
- 外部からの接触汚染による変色
- カビ毒、酵素による変色
- ポリマー内部から生じる変色
- その他
- 変色事例紹介
- 酸化防止剤と光安定剤併用時の変色
- 酸化チタンがもたらすフェノール系酸化防止剤の変色
第4部 樹脂の耐光 (候) 性試験の概要と劣化評価
(2022年6月14日 15:30〜16:45)
耐光 (候) 性試験は、長い時間と経費のかかる厄介な試験である。それを短時間で行うためには人工促進耐光 (候) 性試験機が使われるが、それらの種類と特徴を紹介する。また、劣化因子をどのようにコントロールしているか、ユーザーがどの程度知っているかが、試験精度と再現性を良くするポイントである。
これらの解説と劣化因子である紫外線強度、温度、水などの試験条件を変動させたらどうなるか? などを紹介する。
- 「たいこうせい」とは何か? 何故試験を行うのか?
- 促進耐光 (候) 性試験 (機) とは何か?
- 企業におけるクレーム対応
- 規格試験の位置付け
- 耐候性に関して、間違われやすい一般概念
- 耐光 (候) 性試験の種類
- 耐光 (候) 性試験の分類
- 人工促進耐候性試験機の種類
- 屋外暴露と人工促進暴露との関係
- 暴露環境が変動する試験は再現性のある試験方法か?
- 相関性か促進性か、どちらの性能を追求するか?
- 各種試験機の特徴と課題
- キセノンウエザーメータ
- 紫外蛍光ランプウエザーメータ
- カーボンアーク灯式試験機
- メタルハライドランプ方式試験機
- 人工促進試験機に取り込める劣化要因と再現性向上
- 光
- 熱
- 水 etc.
- 耐候性試験はお金がかかる!
- 試験条件設定違いによる試験データの紹介
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 121,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 181,500円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
ライブ配信セミナーについて
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