技術者・研究者のための特許侵害予防調査 超入門

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
オンライン 開催

本セミナーでは、特許調査の基礎の基礎を解説した後に、侵害予防調査に絞って、プラスチック製造業の事例を挙げながら、その調査方法を紹介いたします。

日時

開催予定

プログラム

皆さんは、侵害予防調査をどのように実施されていますか? 侵害予防調査は、御社に致命的な損害を与えないために細心の注意を払って実施する必要があります。たった一つの「もれ」が御社を窮地に追い込む危険があります。  本講座は、まず基本編の第一部として特許調査に詳しくない技術者・研究者の方々向けに適した「フリーキーワード検索」を説明します。そして、第二部ステップアップ編として講師独自の確実かつ効率的な「仮想成立特許発明アプローチによる侵害予防調査法」を講義します。この方法は、特許性があると考えられる発明を想定して調査を進める方法です。 結果として、侵害予防調査に加え、特許性調査を一度に行うことができます。プラスチック製造業での事例に基づき、具体的なアプローチを講義します。

  1. 第1部 特許調査の考え方 超入門編
    1. 特許制度の基礎おさらい
    2. 特許調査の概念
      1. 各データベースとその特徴及び「癖」
      2. 上位、中位、下位語から考えるフリーキーワードの特定の基本
      3. フリーキーワードでの 検索式
      4. ストライク検索
      5. つるったぐり調査
      6. 漏れのない調査
  2. 第2部 ステップアップ編
    1. 侵害予防調査時の考え方 〜通常のイ号アプローチとは〜
    2. 構成要件と発明特定事項 〜特許請求の範囲の読み方のツール〜
    3. 侵害予防調査
      1. 構成ごとに分説
      2. 対比
      3. 対比表の作成
    4. 仮想成立特許発明アプローチ
      1. 探す対象
      2. 侵害調査
      3. 特許性調査
      4. 調査のやめ時は?
    5. プラスチック製造業の事例
      1. フェノール架橋系オレフィン系TPV
      2. LLDPE+有機過酸化物系
      3. 非架橋系スチレン系熱可塑性エラストマー組成物
      4. スチレン系エラストマー有機過酸化物架橋系製造方法
      5. 複合成形体
      6. 極性樹脂との接着

受講料

複数名受講割引

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

ライブ配信セミナーについて