コーティング、プリンティング、ラミネーティング、スリッテイングなどのコンバーティングに見られるロールtoロール連続生産プロセスでは、不具合、不良、ロス、ムダ削減のために、加工スタート時点から良品を作り込んでいかなければいけない。そのためには、その生産システムを考え、進めて行く必要がある。ここではラミネーティングのロールto ロール生産プロセスとあるべきシステムを、 図を中心にポイントを挙げ、分かり易く解説します。
生産設計、生産・製造技術、品質管理、工程検査の方々に参加していただき、何かのヒントになればと考えます。
- ロール to ロール加工プロセスでのラミネーティングの有るべき生産・工程管理
- 流れ生産と連続生産 (ロールtoロール) との違い、そこで生まれる問題点
- 生産管理と工程管理とは、その流れは
- 生産管理と工程管理とは
- ラミネーティングにおける主な生産管理の流れ
- ラミネーティングにおける主な生産スタートと工程管理の流れ
- ラミネーティングにおける生産技術と製造技術とは、その関係は
- ラミネーティングにおける固有技術と管理技術はどちらを優先するか
- ラミネート加工プロセスでは、部分最適と全体最適ではどちらで進めるべきか
- ロールtoロール加工プロセスであるラミネーティングでの問題点と最適化
- ロールtoロール加工プロセス (ラミネーティング) での品質作り込み
- 工程中に良い品質を作り」込むためには
- ロールtoロールの連続生産品質はスタートで決まる
- 不具合を「入れない、作らない、出さない」
- なぜ品質不良は無くならないのか、前工程で品質を作りこむ
- 現場での「決め事」がなぜ必要か
- 不具合品の発生を各工程にフィードバックする、その方法は
- ロールtoロール加工プロセスでのラミネーティングの「モノづくり」
- ロールtoロールでの「モノづくり」とは
- 多品種少量生産にどのようにして対応する (2,000, 4,000m)
- 当たり前のことを当たり前に行うには
- 三現主義 (現場、現物、現実 )
- PDCAの実施
- トラブルの履歴と共有化 (再発防止)
- 作業手順と作業技術の暗黙知から形式知へ
- 暗黙知から形式知へどのように行う
- 現場作業者までへの製品情報の提供
- 真実と事実による「モノづくり」、なぜ大切か
- 何が製造を難しくしている
- 最終歩留による管理体制を採っているか
- 連続生産システム (ロールtoロール、ラミネーション ) での安定した品質を得るためには
- 5Sをラミネート工程にどのように採り入れるか
- ラミネート製品の現品管理の必要性
- いくらやっても儲からない、どうしてか
- スタート前の作業をどのように進め、コントロールする
- 安価な製品と高額製品の生産方式の違いは
- ラミネート製品の市場クレームの速やかな対応 (そのための基本)
- ロールLot No の付け方
- ロット管理による速やかなクレーム処理 (Ⅰ 日報上)
- ロット管理による速やかなクレーム処理 (Ⅱ 製品ロット上)