第1部 高濃度電解液の開発動向とリチウム金属負極への適用による高容量化の可能性
(2022年5月17日 10:30〜12:00)
二次電池用途として近年広く研究が行われている高濃度電解液の特徴について解説するとともに、リチウム金属負極へ適用する際のリチウム塩・溶媒の選択や配位状態の制御に関する指針について紹介します。
- 二次電池における電解液の役割
- 高濃度電解液
- 溶液構造
- さまざまな機能発現
- リチウム金属負極用電解液
- リチウム塩及び溶媒の適性
- 高濃度化の効果
- 配位状態の制御
- 最近の研究動向
- まとめと展望
第2部 シリコン/極薄黒鉛複合体電極の作製と高容量負極材応用への課題
(2022年5月17日 13:00〜14:30)
エネルギー・環境問題の解決に向け、リチウムイオン電池の高性能化に加え、 ライフサイクルアセスメント (製造、使用から廃棄・リサイクルまでの環境負荷の評価) を本格的に求められる可能性がでてきました。本講演では、シリコン負極の研究、小型・軽量・低コスト化に資する厚い電極の研究・開発動向、さらに効率的な物質循環を考慮した厚いシリコン負極の研究・開発について紹介します。
- リチウムイオン電池のシリコン負極の研究
- シリコン負極の反応メカニズム
- シリコン/極薄黒鉛複合体の形成
- シリコン/極薄黒鉛複合体負極の特性
- 厚い電極の研究・開発動向
- 厚いシリコン/極薄黒鉛複合体負極の特性
- まとめと今後の課題
第3部 全固体リチウムイオン電池の高エネルギー密度化にむけた塩化物材料開発
(2022年5月17日 14:40〜16:10)
次世代電池として期待されている全固体リチウムイオン電池の高エネルギー密度化に向けて、塩化物材料の開発を行っている。その際、計算と実験を組み合わせて、効率的な材料探索を目指した。
- 研究背景
- 全固体リチウムイオン電池
- リチウム金属負極
- 塩化物材料
- 網羅計算による材料スクリーニング
- リチウム金属負極用、塩化物電解質材料開発
- 塩化物正極材料開発
複数名同時受講割引について
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