化学産業におけるLCA (ライフサイクルアセスメント) の考え方、計算法と表示法、その実際

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プログラム

第1部 化学産業におけるLCAの考え方について

(2022年5月13日 10:00〜11:00)

  1. ライフサイクル思考と評価
  2. 化学産業とLCAのこれまで
  3. 化学産業とLCAのこれから
  4. 具体的事例:技術選択と評価

第2部 積水化学グループにおける組織のLCA評価の活用

(2022年5月13日 11:15〜12:15)

 LCA手法の1つの活用例である”組織のLCA評価”について、積水化学グループにおける環境ビジョンの進捗を測る指標としての活用事例を用いて紹介する。

  1. 組織のLCA評価を実施する場合の留意事項
    1. 背景と目的
    2. 手法の選択
    3. 積水化学グループの場合
  2. 組織のLCA評価の算出と活用方法
    1. 算出方法
    2. アウトプット
    3. 活用方法
  3. 組織のLCA評価のポテンシャルと今後の展望
    1. ポテンシャル (生物多様性影響、インパクト加重会計など)
    2. 今後の展望

第3部 化学業界および周辺企業、業界におけるLCA算出事例とその対応

~ 廃石膏ボードの処理事業およびセメント製造の環境影響評価 ~

(2022年5月13日 13:15〜14:15)

 廃石膏ボードを石膏ボード用原料として100%再利用可能な技術の開発、事業化およびリサイクルの取り組みについて、環境影響評価を含めて解説する。また、セメント産業における環境負荷低減の取組についても紹介する。

  1. 廃石膏ボード処理事業の環境影響評価
    1. 事業の背景
    2. 廃石膏ボード処理事業の概要および特徴
    3. 環境負荷低減効果の定量化
  2. セメント産業における環境負荷低減への取組
    1. セメント製造の概要
    2. 循環型社会の構築に向けた取り組み
    3. 低炭素社会の実現に向けた取り組み
    4. 環境影響評価の定量化

第4部 鉄鋼製品のLCAについて

(2022年5月13日 14:30〜15:30)

 鉄鋼業では、鉄鋼のクローズドループリサイクル特性を踏まえ、リサイクル効果を含めたLCA手法を国際規格化し、普及活動を行っている。同計算手法の考え方と、データの公開等について解説する。

  1. 日本の鉄鋼業の概況
  2. 鉄鋼の環境性能
  3. 鉄鋼のリサイクル特性
  4. 鉄鋼のクローズドループリサイクルを考慮したLCA手法
  5. 鉄鋼業界の環境への取り組み

第5部 化学メーカーにおけるLCA/CFPの取組み

~ CFP算定システムの開発と展開 ~

(2022年5月13日 15:45〜16:45)

 カーボンニュートラルに向けて世界が舵を切る中、「サプライチェーン」「ライフサイクル」視点が益々重要になってきた。自社開発したCFP算定システムをはじめ様々なLCA関連の取組みを紹介する。

  1. 化学産業におけるLCA/CFP
    1. グローバル動向
    2. 化学産業への期待
    3. Scope1, 2, 3
  2. LCA/CFP算定の具体例
    1. GHG削減貢献量
    2. LIME3評価
    3. 飼料添加物メチオニンの環境貢献
  3. CFP算定システム CFP-TOMOご紹介
    1. システム開発の経緯
    2. システムの概要
    3. 算定ルール ~ 副生品等の取扱い ~
    4. デモンストレーション
  4. サプライチェーンでのGHG排出量削減への貢献に向けて

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