10年先に勝てるかどうかは「先読み」と「バリューチェーン特許」戦略にかかっている。
本セミナーでは、携帯端末用通信モジュールで圧倒的なシェアと高収益を誇るクアルコムの事例を中心に、長期間にわたり高収益を確保するために必要な戦略の立て方の他、従来の経営学のフレームワーク(3C、5Fなど)に知財戦略を組み込み、具体的な活動に落としこむための考え方を紹介する。
- バリューチェーンと特許戦略
- アップルが証明した「アイデア」がもたらす高収益~日銀総裁講演の意味
- 3C、5F分析を特許戦略上の「具体的アクション」に結びつける
- クアルコムのビジネスモデル~Enablerという「市場支配者」
- 高収益企業の出願動向からわかる「ある秘密」
- マイクロソフト「発明研究所」の意味~ビジネスエコシステムを「知財」で支配する
- 「先読み、先出し、先取り」の技法
- 自社技術の先読み?ではない「先読み」
- ユーザー、製品、サービスの先を読む
- 人口とその構成が全て
- 完成品メーカーは、発展するサービスとの接点を考える
- 「課題」に注目する
- 現在の課題はすでに解決が提案されている~課題で整理すると「込み具合」がわかる
- 解決されたあとの世界を考える~ニッチな特許、特異点
- 新しい「課題」で押さえる~空白を「見る」技術
- 決め手は「課題」の先読み~「頭脳」を投入すべきポイント
- 「先読み」の深化
- 一度課題に戻す~思いつきも「既存技術」
- 代替案の「切り口」を出す~「概念化」
- 「課題抽出」「概念化」と「具体化」~ロジカルシンキングサイクルを徹底する