ホログラム技術の基礎および車載用ヘッドアップディスプレイ (HUD) への応用

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本セミナーでは、ホログラフィ技術の基本原理、記録材料および特に最近、エレクトロニクスメーカーを中心に実用化研究が盛んである車載用ヘッドアップディスプレイへの応用の可能性、および技術課題と今後の展望について詳細に解説いたします。

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プログラム

この10年間において、AR/VR技術がさまざまな産業分野に展開されるに伴い、ホログラム技術を用いたヘッドアップ・ディスプレイ (HUD) やヘッドマウント・ディスプレイ (HMD) の開発が盛んになっている。ホログラム技術は既に70年以上の歴史があるが、コヒーレンスの良いレーザー光源の出現により1960 年代に本格的な実用研究が始まった。当初はグラフィックアートに代表される立体像を記録した製品が中心で、一般的にはこれらのアート作品を通してホログラフィック技術は受け入られてきた。その後、さまざまな分野への応用検討が進められた結果、POSスキャナーやセキュリティなど応用領域が広がり、最近ではソニー社製スマートアイグラスや米国デジレンズ社の導光板を始めとするホログラム光学素子 (HOE) の応用研究が急速に進展している。  本セミナーでは、ホログラム技術の基本原理や特徴などを紹介し、これらの技術を応用したHUDの開発状況と実用化の課題、そして今後の展望について解説する。

  1. ホログラム技術の基礎
    1. ホログラフィとは
    2. 記録再生の基本原理と特徴
    3. ホログラム作製技術
  2. ホログラム記録材料
    1. 材料に求められる性能
    2. 代表的な記録材料
    3. 実用化に向けた材料開発課題
  3. HUD実用化の意義
    1. 車載ディスプレイの課題
    2. HUDシステムの有効性と市場動向
    3. 車載HUDの制約条件と技術課題
  4. ホログラムHUDの光学設計と車載実装
    1. HUDの基本構成と仕様
    2. ホログラムHUD特徴と実装課題
    3. HOEの光学設計技術
  5. HUDの開発トレンドと今後の展望
    1. HUDの最新開発動向
      • SID
      • IDW
      • CES
    2. 実用化に向けた課題と解決策
    3. 今後の展望
  6. まとめ

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