エマルション製剤における製剤設計のポイントおよび最新の化粧品開発技術

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本セミナーでは、化粧品開発の現場最前線のトピックスとして、化粧品製剤における製剤設計について紹介いたします。

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化粧品は使用部位、使用目的により基礎化粧品、メーキャップ化粧品、毛髪用化粧品、身体用化粧品、口腔用化粧品、芳香化粧品に分類される。中でも基礎化粧品には、乳化技術を駆使したエマルション製剤 (乳液、クリーム等) が多く存在する。基礎化粧品は、顔あるいは皮膚を対象とした化粧品であり、洗浄、保湿、保護などの目的で分けることができる。洗浄の例としてはクレンジング料があり、メーク汚れを落とすため多量の油を乳化している。保湿・保護の例としてはクリームがあり、感触や保湿実感に合わせて適した油や保湿剤を選択しながら乳化している。エマルションは熱力学的には不安定系であるため、製剤の安定性は乳化法や作製条件に大きく影響を受ける。化粧品開発において、心地よい感触と製剤の安定性はトレードオフになることが多く、これらを両立させることは永遠の研究対象といっても過言ではない。  そこで本報告では、化粧品開発の現場最前線のトピックスとして、化粧品製剤における製剤設計について紹介したい。

  1. 化粧品開発の紹介
    1. エマルション (乳化) について
    2. 乳化化粧料におけるエマルションの役割
    3. 相図の読み方とHLB値
    4. 乳化方法の紹介
  2. 乳化化粧料の設計ロードマップ
    1. 開発初期でとるべき試み
    2. 乳化方法の設計
  3. 具体的な技術事例
    1. ラメラ乳化法による、高保湿スキンケアクリーム
    2. 肌上でとろける驚きの使用感を有する、クリームクレンジング
    3. 界面活性剤の相転移を応用した、ベシクルローション
    4. 天然界面活性剤によるD相乳化法によるオーガニック乳液
  4. 未来に向けて

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