QC工程表・作業標準書の作り方

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本セミナーでは、「わかりやすいQC工程表」「わかりやすい作業標準書」を作成するためのポイントやテクニックを、事例・演習を交えて解説いたします。
また、効果的な整理、共有のポイントについても解説いたします。

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プログラム

人材の流動化が進展する中、人材育成効率の向上が重要な経営課題となっています。そのための前提条件として、製造業にとってはQC工程表や作業標準書の整備とその活用が大変重要です。QC工程表や作業標準書がなければ、3ヶ月かかる作業訓練も、ポイントを押さえた体系的手順書が準備されていれば、数時間で済みます。新入社員やパート要員、他部署の要員や外国人材を短期間で戦略化していかなければならない現在、組織の暗黙知の形式知化を進め、QC工程表や作業標準書として整備してゆくことが急務です。  本セミナーでは、QC工程表や作業標準書を自分で作成できるようにするためだけでなく、社内でそのノウハウを展開できるようになっていただくことを狙っています。そのために、まず、完成した文書を例示しその内容を解説した後、作成方法をステップバイステップで演習を交えながら、解説していきます。  さらに、これらの発展形として、管理者や間接部門のスタッフのための業務プロセス手順書の作成方法を、ISO9001:2015年版の要求事項と整合する形で説明します。熟練者のノウハウを個人に留めることなく、組織の知識とすることが強く望まれます。

  1. 作業標準書作成の基礎知識
    1. 組織の目的とその達成手段の階層構造、及び、作業標準類の位置づけ
    2. 標準書に含まれる情報の分類 〜作業標準類にはどんな目的でどんな情報が必要?
    3. ビジネス文書の構成・記述の原則 〜わかりやすく文書を書くための7つの原則
  2. わかりやすいQC工程表の作り方 〜全工程の見える化がポイント〜
    1. QC工程表とは
      1. QC工程表の目的と使い方
      2. 誰が、いつ、QC工程表を作るのか?
      3. QC工程表作成に必要な情報
    2. QC工程表の作り方とそのノウハウ
      1. QC工程表作成のプロセス
      2. 作成単位の決定 (製品別・工程グループ別) 、・用途、様式の決定
      3. 工程の記述、・結果系と要因系の管理項目と管理基準の決定、
      4. QC工程表の拡大的発展方法
    3. 共同演習:作業ビデオの観察とQC工程表の作成
  3. わかりやすい作業標準書の作り方 〜作業の急所となる点に注目〜
    1. 作業手順書の用途
      1. 作業確認用
      2. 訓練用
      3. 問題解決用
      4. 作業改善用
      5. 知識の蓄積
    2. 作業手順書の表現形式と作成方法
      1. テーブル方式
      2. フローチャート方式
      3. スライド方式
      4. マインドマップ形式
      5. 動画形式
  4. ISO 2015年版に対応した業務手順書と標準類のファイル管理方法
    1. ISO 2015年版の特徴
    2. 業務プロセス手順書の新しい作り方
    3. ISO と整合した業務手順書の内容と事例

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