2017年に国内で利用が開始されたLPWAは、当初30近くが発表されたが、4年後の2021年末までに約半分に淘汰された。年率の伸びは20%強で高成長とは言えないが、利用は着実に増加している。2021年にはデジタルMCAの跡地として使用周波数の拡張が総務省から発表された一方で、2022年2月にはこれまで首位の一角を占めていたSigfoxのフランス本社が経営破綻し、今後の展開が不透明になっている。
本講演では、LPWAの背景、位置づけ、各方式の紹介、これまでの経緯に加え、特に最新の動向に基づいた今後の展望を述べる。
- センサネットワーク
- センサネットワーク開発の歴史
- センサネットワークとIoT
- LPWA概要
- LPWAの背景
- LPWAの位置づけ
- LPWAの分類
- LPWAの動向概要
- LPWAの市場予測
- LPWAで提供されるサービス
- LPWAに対する国内での取組み
- LPWAの選定基準
- LPWAの性能
- 独自仕様のLPWA詳細
- LoRaWAN
- Sigfox
- LoRaWANとSigfoxの比較
- EnOcean Long Range
- ELTRES
- ZETA
- Wi-SUN
- IEEE 802.11ah (Wi-Fi Halow)
- Smart Hop
- Sidewalk (アマゾン)
- その他
- UNISONET
- GEO-WAVE
- IEEE 802.15.4k
- LECIM 他
- 複数LPWA実装例
- セルラーLPWA詳細
- LTE版LPWA (4G) 概要
- LTE-M
- NB-IoT (Cat.NB1)
- LTE版LPWAの想定サービスと料金
- LTE版LPWAの展開状況
- 5GにおけるmMTCとその課題
- 独自仕様LPWA、セルラーLPWA全体比較
- LPWAの将来展望