研究テーマ創出、新規事業企画、新商品企画、あらゆる側面で「新しいアイデア」が求められ、その比重は高まることはあっても減ることはない。しかし、闇雲に考えてもいいアイデアが出ないことも体験的にわかっている。やはり何らかの方法論が必要である。「正しいアイデアの創出技法」を身につけたい、ほとんどの方がそう思われている。 一方で、すでに多くの「発想法」が巷には溢れている。問題は「なぜそれでもいいアイデアが出ないのか」ということである。数多くのビジネスアイデアや商品アイデア創出過程を分析した結果、アイデアの創出過程は、概略以下のステップであることがわかっている。
経験上、 (b) の「絞り込み」が正しく迅速にできない人が非常に多いことがわかっている。この段階で大きな意思決定が伴うのであるが、ここを「決め切れない」ために、思考が深まらないのである。 本セミナーでは、アイデア創出の急所であり、殆どの日本人が苦手とする「制約条件による絞り込み」を取り上げ、幾つかの実事例を取り上げてその勘所を身につけていただく。取り上げる事例は、いずれも実際にユニークなアイデアを創出した事例であり、是非参考にしていただきたい。