近年テレビ番組制作現場を取り巻く環境は大きく変化しています。国民の権利意識の高まりとともに、番組に含まれる個人情報やプライバシー情報、肖像権や名誉毀損といった問題について、より一層の注意が求められています。 また、番組のネット配信や多メディア展開などの広がりと共に、著作権、著作隣接権、これに類する契約上の権利などの処理が急速に高度化、複雑化しています。 本講演では、こうした近年急速に複雑化、高度化しているテレビ番組の制作現場に求められる法的な権利侵害の回避について、NHKの社内弁護士として第一線で活躍する講師が、現場ですぐに役立つノウハウを分かりやすく解説します。 (なお、本講演中で示される法律の解釈等は講師個人の考えでありNHKの見解を示すものではありません)