本セミナーはCAPA・変更管理・逸脱管理のセミナーを3テーマセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 141,750円 → 割引受講料 94,500円
日時
- 2012年3月21日 10時30分〜 2012年3月21日 16時30分
- 2012年3月27日 10時30分〜 2012年3月27日 16時30分
- 2012年3月28日 10時30分〜 2012年3月28日 16時30分
プログラム
2012年3月21日「FDAが要求するCAPAシステム導入に関する留意点【入門編】」
講師 : 村山 浩一 氏
平成17年に薬事法が改正され、GVP、GQPが製造販売許可要件となりました。これまでどおりGMPにおいても、またGVPおよびGQPにおいても自己点検の実施と改善措置が義務付けられました。一方で、CAPAの考え方は、医薬品業界の査察のために米国FDAが開発し、その手順は品質に関する査察規制が適用となる品質システムの中で最も重要なものとなりました。これに伴い、CAPAに関する査察が強化されました。すなわちCAPAは、FDA査察準備の最大のポイントと言えます。
FDAは、
「CAPAを理解していない会社が多い、特に海外の会社はこれを全く理解していない。」
「最大の問題は、CAPAの手順が適切でなく効果もないことだ。」
と指摘しています。
FDA査察官向け査察ガイド(QSIT)で、CAPAは重要な査察項目の一つとして上げられています。CAPAを見ることで企業の製品に対する品質改善や法遵守がの姿勢が見えてくることになります。CAPAを導入することにより医薬品製造企業における不適合の発生率を確実に減少させることが出来ます。CAPAは欧米の医薬品関連の法規制でも明示的に要求されているわけではありませんが、『改善』を突き詰めていくとCAPAにいたることから、欧米の医薬品業界ではCAPAの概念の導入、検討が盛んに行われています。しかしながら、本邦においては、CAPAの情報管理が、手作業ベース(Excel、Word)で行われ、関連する資料と共に紙ファイルで保存されているため蓄積したデータの利用効率が悪く、CAPAの品質向上への効果が十分に得られないといった状況が見受けられます。
FDAの要求事項であるCAPAでは、顧客苦情のみならず生産工程等での不適合にも適切な対応が求められていますが、既存システムでは顧客苦情のみを対象にしているケースが多く見られます。さらに自社開発を行うなどにより、21 CFR Part 11に適合していないシステムも多く存在しています。本セミナーでは、初心者にもわかりやすいようにCAPAの基本から解説を行います。またCAPAシステムを導入するにあたっての留意点について解説いたします。
- CAPA 概要
- 薬事法の改正
- 自己点検について
- CAPA とは
- 医療機器とCAPA (ISO13485)
- 医薬品とCAPA
- QMS省令におけるCAPA
- QSR (21 CFR Part 820)
- ICH Q10とCAPA
- 品質システム (QS) とは
- 品質リスクマネージメント (QRM) とは
- ICH Q10におけるCAPAの要件
- CAPAの7段階
- Identification (識別)
- Evaluation (評価)
- Investigation (調査)
- Analysis (分析)
- Action Plan (行動計画)
- Implementation (実施)
- Follow Up (フォローアップ)
- CAPAシステムの導入
- 良くある課題
- グランドデザインの考え方
- 苦情管理サブシステム
- 逸脱管理サブシステム
- 自己点検・内部監査サブシステム
- 変更管理サブシステム
- 教育管理サブシステム
- ドキュメント管理サブシステム
- Part11への対応方法
- QSIT とは
- FDAの査察方法
- Warning Letter
- 質疑応答・名刺交換
2012年3月27日「グローバル対応をふまえた変更/異常・逸脱管理のクラス分けと一変・軽微の判断基準事例」
医薬品の製造における変更・逸脱管理は、製品のライフサイクル戦略上避けられず、そのため、積極的に体制の構築を図るとともに、変更・逸脱による品質への影響を適切に評価・判断する能力が企業に求められている。 本講座では、変更・逸脱の評価・判断基準等について事例を多く取り上げ分かり易く説明する。
- 医薬品製造における変更管理
- 変更管理の基本
- 変更の重度 (レベル) 分類と変更内容 カテゴリーの判断事例
- 一般用医薬品 (OTC) における変更管理
- グローバルを視点とした変更管理
- 医薬品企業で多く聞かれる変更管理に関する質問事項
- 医薬品製造における逸脱管理
- 逸脱管理に関する基本
- 逸脱の重度 (レベル) 分類と逸脱事例
- 逸脱・異常発生時の対処事例 (CAPA対応)
- OOSに対する対応
- 医薬品企業で多く聞かれる逸脱管理に関する質問事項
- 質疑応答・名刺交換
2012年3月28日「CAPA システム導入とその運用課題解決策 (実践事例)」
PIC/S,EU-GMPのみならず、cGMP (FDA) に於いても、また本年PIC/S加盟申請を予定している日本に於いてもそのGMP査察で重点的にチェックされる管理項目やシステムとしてCAPA (是正措置・予防措置) がクローズアップされており、あらゆる生産 (製造管理、品質管理、品質保証) 活動からの情報を統合する PQR (Product Quality Review / 製品品質照査) の構成骨格としても重要です。 CAPAは逸脱管理のみならず、品質情報 (苦情処理、顧客満足度) 、内部監査、変更管理、自己点検、国内外行政当局査察、Audit、などで発見されたり、指摘されたりして顕在化した問題点、課題についてMECEに対応していくためのシステムです。 特にPIC/S加盟当局の査察ではあたりまえのようにそのSOPの提示を求められたり、ドキュメントチェックされるものです。 既にCAPAを導入している医薬品製造業者は多いと考えられますが、CAPAシステムは導入したら終わりではなく、導入後のスパイラルアップが重要です。 如何にグローバル対応レベルの状態を作り上げていくかの実践事例とポイント、またSOPでの規定構成など詳細に解説致します。 今後、FDA、PIC/S加盟国の行政当局などによる査察に対応するためのCAPA Systemレベルを醸成することは、海外展開 (原薬の輸出など) に於ける必要十分条件と考えられます。 これからのグローバルスタンダードと成り得る、PIC/S、EU-GMPが要求するレベルへの対応など、PQSを成す品質マネジメントシステムとしての最重要項目であるCAPAについて、システム導入の基礎からそのスパイラルアップについて解説します。
- CAPA System の導入
- CAPA導入の必要性について
- 優れた製造の実践 (GMP) 及び優れた事業の実践
- 関連するガイドライン、薬事規制
- CAPAの定義
- CAPAの2つの役割
- CAPAの対象
- CAPAへの姿勢
- CAPA管理手順書の制定とCAPA Managementについて
- CAPA Sheetsを用いる管理システム
- 逸脱と逸脱未満の事象管理 (Drift Control)
- CAPA実績の評価とフィードバック
- CAPAに於けるContextual Risk-Management (Risk Analysis)
- CAPAを実践的に運用管理するためのツールと実践事例
~CAPA Review Meetingでの議論を活発化するために~- Root Cause Analysis (根本原因の究明)
- Logic Tree (Strategic-Framework Thinking)
- Fail Safe/Fool Proof
- 具体的なCAPA (是正措置/再発防止策) 適応事例
- 質疑応答・名刺交換
会場
受講料
- 1名様: 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
- 複数名: 83,000円(税別) / 91,300円(税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
- 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)