微小液滴の理解と評価、制御

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本セミナーでは、微小液滴を扱うために必要な基礎知識や評価・制御法について、基礎から応用に至るまでを解説いたします。

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微小液滴は様々な先端分野で重要ですが、適切に使いこなすには、濡れ性や接触角、ヒステリシスなどの理解が必要です。  本講座では、微小液滴を扱うために必要な基礎知識や評価・制御法について、基礎から応用に至るまでを解説します。表面張力や濡れ性の評価に加えて、マイクロ流路を使った液滴生成・操作・分析などの最先端の技術についても多数の実例を交えて説明します。初心者からでも問題なく学ぶことができ、実務上のトラブルや技術開発に関する相談にも個別に対応できます。

  1. はじめに
    1. 液滴と表面張力
    2. 液滴のサイズ効果
    3. 液滴の振る舞いを特徴付けるパラメータ
    4. 微小液滴の特徴
  2. 微小液滴の評価
    1. 濡れ性とは
    2. 濡れ性と接触角
    3. 接触角とエネルギーバランス
    4. 表面粗さと濡れ性
    5. 表面エネルギーモデルと評価法
  3. 微小液滴のダイナミクス
    1. 動的濡れとは 静的濡れと動的濡れ
    2. 前進・後退角
    3. ピニング
    4. 転落角とダイナミクス
    5. 衝突液滴の挙動
  4. 微小液滴の制御
    1. 制御するためには
    2. 微細構造による液滴の振る舞いの制御
    3. マイクロ流体デバイスにおける表界面の役割
    4. マイクロ流路を用いた液滴生成、微粒子合成
    5. 表面張力差の発生と制御
    6. エレクトロウェッティング
    7. 光によるリモート制御
    8. 液滴へ生体物質の内包と分析 (Droplet PCRなど)
    9. 液滴の乾燥と堆積物パターン (コーヒーリング現象)
  5. 質疑応答・技術相談
    • 個別に相談に応じます。質問や実務上のトラブル、研究開発での課題など、何でもお尋ねください。

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