売上の伸びが期待できなくなってきている不透明な経済環境のなかで、収益性を改善する王道は、原価のしくみを把握し、マネジメントしていくことです。そのためには、企業は原価を把握することが第一になります。現状を把握してこそ具体的でかつ効果的な打ち手が打てるからです。この現状の原価構造を把握するにあたって大きな役割を果たすのが原価計算の知識です。原価を計算して、現状を把握し、それを原価管理に応用していくことが利益を獲得できる近道となります。
本講座では、原価計算の基本からコスト構造の把握方法を学ぶと同時に、現在の原価計算方法の大きな欠点を理解していただき、原価計算のクセを学んでいただきます。そして、会社の儲けを出すための利益管理の基礎知識を合わせて学んでいただきます。
- イントロダクション
- コストマネジメントはなぜ必要か?
- なぜ、コストは下がらないのか?
- 利益目標における計数の役割
- 管理会計の基本的な構造
- 原価とは一体何か?
- 事例研究1: A社の販売する商品Aの原価はいくらか?
- 原価の基本的な仕組みと原価計算の基本
- コストの構造的な理解
- 原価の基本的な分類の仕方
- 原価計算と管理会計は似て非なるもの
- 原価計算の基本的なやり方
- 事例研究2: 基本的な原価計算
- 具体的な原価の分類
- 分け方1: 材料費、労務費、経費の分類
- 分け方2: 製造直接費と製造間接費の分類
- 分け方3: 変動費と固定費の分類
- 事例研究3: 具体的な固定費、変動費の分解方法
- CVP分析 (損益分岐点分析)
- 損益分岐点とはいったい何か?
- 損益分岐点分析の具体的な手法
- CVP分析とコスト構造
- アウトソーシングはコスト削減につながるか?
- コストマネジメントの原点 現在の原価計算方法の欠点
- 現在の原価計算方法には大きな欠点がある
- 事例研究4: 売上が同じでも利益は変わる不思議
- 事例研究5: 在庫が変動すると利益が変わる
- 計算するための原価計算と管理をするための原価計算は違う
- 原価別のコストマネジメント手法
- 材料費のコストマネジメント
- 材料と材料費は全く違うもの
- 材料費の計算は 材料費=単価×消費量
- 労務費のコストマネジメント
- 勤務時間は内訳が大事になる
- 労務費の計算方法は 労務費=賃率×作業時間
- 経費のコストマネジメント
- 経費にはどのようなものがあるか
- 経費の計算方法は 経費=発生額もしくは支払額
- まとめと質疑応答
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