抗菌・抗ウイルス材料の開発動向

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本セミナーでは菌やウイルス、それらが形成するバイオフィルム・ぬめりと材料の関係について、抗菌・抗ウイルスのメカニズム、評価法、新規材料開発のための考え方や実際の開発事例などを幅広く解説いたします。
また、講師の抗ウイルスに関する最新の研究開発動向についても紹介いたします。

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プログラム

新型コロナウイルスのパンデミックにより、人々の関心が抗菌、抗ウイルスに集まっている。いわゆる抗菌市場は、ビフォアーコロナでは、8000億円程度まで緩やかに増加していたが、アフターコロナになって、1兆数千億円まで急速に拡大している。ビジネスとしての観点だけでなく、世界の人々の健康、安全、安心を確保するためにも、抗菌、抗ウイルスを考えていくことは大変重要である。そもそも細菌やウイルスの感染は人から人へと起こるはずであったが、研究が進むにつれて、人と人 との間にモノ (材料) が介入する場合が多いことが明らかとなってきた。  そこで本講義では、そのメカニズムと、評価法、そして抗菌、抗ウイルス材料の開発に関する基本的な考え方とその対策の実例をご紹介し解説する。

  1. 抗菌市場とその関連する産業分野
  2. 抗菌の考え方と材料評価
    1. 抗菌とは
    2. 材料との関連
    3. 評価法とJIS (ISO) 規格
  3. ウイルスと材料,その評価法
    1. ウイルスとは
    2. ウイルスと材料との関係
    3. 抗ウイルス性材料の評価法
  4. バイフィルムとぬめり
    1. バイオフィルムとは
    2. ぬめりとバイオフィルム
    3. バイオフィルムと材料
    4. バイオフィルムと感染
    5. バイオフィルムが影響を及ぼす産業分野
    6. ぬめりの科学
    7. バイオフィルムの評価法
    8. バイオフィルムと細菌,かび,ウイルスとの関係
  5. 抗菌,抗ウイルス,抗バイオフィルム材料の開発
    1. 開発の基本的考え方
    2. 新材料開発の実例
    3. 演者の試みとその基本的考え方
  6. 将来展望

受講料

複数名受講割引

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

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