効率的かつ効果的な会議運営に向けて

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本セミナーでは問題・課題の提起から、もないの解決に向けての手順化、定量化そして相関関係などの理解を通じて、解決策を導き出す手法について解説いたします。

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会議の主催者や参加者は、「会議の進め方を知りたい」、「効率的な会議を実現したい」と考えている。企業人などが一生涯で会議に費やす時間は3万時間ともいわれる。仮に1日の勤務時間が7時間とすれば、一生のうち約12年間もの時間を会議に費やしている計算になる。この数字を見るだけでも「効率的な会議」の重要性が認識される。「時間」はある意味「お金」よりも貴重な財産である。「お金」は、例え失ったとしても後から取り戻すことができる。しかし「時間」は誰もが平等に一方的に減っていくだけであり、後から取り戻すことはできない。また、お金は時間さえあれば工夫次第で増やすことができるが、人は時間を創造できない。「時間」は人生にとって最も貴重な資源であり「無駄が多い会議」に長時間を費やしている状態は、人生そのものを削り取られている状態と同じと言える。従って、会議主催者や参加者にとって、効率的な会議を実現することは、重要な意味を持つ。また、人工知能、IoTやDXの時代においては、会議雄の進め方はもちろん、あらゆる仕事は効率化や生産性が求められている。  本セミナーは、以上のことを踏まえて次の3つの内容から構成されている。

  1. 会議の目的や目標など構成に関する基本的事項
    • 会議は関係者が集まり何らかの問題や課題について情報の交換を行い、議論を戦わせながら共通の結論を導き出すコミュニケーションの場であり、「社内会議」は企業活動の「肝」といえる。
      • 会議の目的、会議の効果、会議準備の必須事項
      • 会議の目的とゴール (目標) を明確にする
      • 良い会議の条件、参加意欲を高める、参加者の力量の活用
      • ゴール (目標) の達成、ゴール (目標) に関する達成水準の明確化
      • 会議のデザイン、「議題」と「ゴール (目標) 」の設定
      • 集めるメンバーと人数、会議の参加人数を絞る
      • 日時と場所の決定、会議次第 (アジェンダ) 、アジェンダ毎の時間管理
      • 会議における役割分担、会議における時間配分
      • 会議前後に行う事項、会議前後に行う事項
      • 進め方のデザイン、ツールと環境の整備
      • 会議における空間配置、グランドルールの作成
      • 事前の「共有化」、決め方を決めておく
      • 会議のアジェンダ・資料は事前共有する、会議のアジェンダ
      • 資料は事前共有する、必要な情報の共有
  2. 会議の目的や目標など構成に関する基本的事項
    • 会議は問題や課題の明確化、コミュニケーションを活性化する場であり、会議の目的や目標を共有するための基本的事項を明確化する必要がある。
      • 会議で発言が少ない理由、メンバーの議論の活発化
      • 参加者の発言を創出する方法、前提を揃える
      • 会議における対話術、会議における対話の意義
      • 聴くことで相手の話しやすさを形成、問うことで対話を深める
      • 書くことで見える化、会議における可視化 (書き出す力)
      • 書く内容について、可視化 (書くこと) への不安解消
      • 可視化に文字ばかりではなく図表や絵を使う
      • プロセス発言の活用、フリーズワードと称賛ワード
      • 対立はプラス思考、意見の違いを踏まえた新たな展開
      • 「要約」から「論点」の設定、会議での合意術
      • 論点を掴む要領、ズレた 論点を引き戻す
      • 纏める視点、確認と感謝で締める
      • 納得・満足で終える、結論を行動に落とす
  3. 会議の運営術
    • 会議やミーティングで参加者に発言を促したり、議論を整理したりして合意形成を行うことを「ファシリテーション」と言い、その考え方や技術を使って会議を進める人を「ファシリテーター」と呼ぶ。ファシリテーターは「進行運営者」と呼ばれ、裏方としての役割に加えて、議事を進める責任と合意を形成する権限を有する。
      • ファシリテーションとファシリテーター、プロセスをデザインする
      • ファシリテーション導入の困難さ、意識、環境、時間の壁を乗り越える
      • 時間内に目的を達成する工夫、ファシリテーターの役割
      • 会議の進行術、参加者の発言を創出する方法
      • ファシリテーター3つのスキル、デザインスキル・インタラクションスキル
      • 安全な場の創造、議論の内容と場の状態、参加者の納得感を引き出す
      • グラフィックスキル、イメージで議論を活性化
      • ホワイトボードを活用する、会議の要点と時間の調整管理術
      • 会議参加者への支援術、会議への参加しづらさを見つけ出す観察
      • 省察による会議運営の改善、会議を推進しやすくする改善
      • ファシリテータ – の心得、メンバーの心得
      • ファシリテーターマインドの育成、ファシリテーターは自分なりの哲学・信念を持つ

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