本セミナーでは、日本国内でも拡大するメガソーラー(大規模太陽光発電)事業参入のチャンスについて技術よりもビジネスの視点で、3名の講師より講演いただきます。
(2012年4月25日 10:30~12:00)
大型太陽光発電システム (メガソーラ等) の全量買取制度が7月から導入されることが決まっている。この制度により、メガソーラの事業収支が改善され、多くのメガソーラが導入なされると期待される。一方、米国をはじめとして海外でも更なる市場の拡大が期待されている。 しかし、メガソーラにおいてはこれまで国内の太陽電池市場の主流を占めていた住宅用とは異なるユーザ、導入スキームになることは明らかであり、早期に市場の機会を見極め参入することが重要となっている。 海外のメガソーラの事例を用いながら、メガソーラビジネスの要点を解説し、メガソーラのような「資源制約型産業」のノウハウを持たない企業への示唆を導く。
(2012年4月25日 12:45~14:15)
電力会社が導入を進めてきたメガソーラーシステムも殆どのものが運開を迎えた。 今後は、7月から導入される全量買取制度を利用した発電事業用のメガソーラーの導入が期待されている。 弊社もいくつかのメガソーラーシステムの納入実績を積むことが出来たが、さらにシステムコストの削減或いは導入における課題への対応が必要である。 ここでは、システムの構成機器の概要、試験、メンテナンス方法について紹介する。 また、系統への連系における課題に対する対応及びそれを解決するためのスマートグリッド技術について紹介する。
(2012年4月25日 14:30~16:00)
欧州で2003年以降、太陽光発電所の建設が急増したのは、全量買取制度の導入と共に、それを支える金融インフラがあったからである。日本においても本年7月以降、全量買取制度が導入される予定である。この為、様々なプロジェクトが全国で準備されているが、これらプロジェクトの実行には効率的な資金調達が不可欠となっている。 今回の講演では、日本におけるメガソーラー事業推進にはどのような金融戦略が必要かについて、グローバルスタンダードを踏まえながら議論していく。