ボトムアップによる新規研究開発テーマ創出の仕掛け

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本セミナーでは、新規事業テーマの創出と進め方について取り上げ、異業種・異分野と共同し、自社の強みを活かしたテーマを生み出すノウハウを詳解いたします。

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プログラム

第1部. ボトムアップによるR&Dテーマ創出と組織風土の作り方

(2022年4月18日 10:30〜12:00)

 企業でのR&Dの成功には、R&Dテーマを力強く推進していく実行力が最も重要だと思われる。それにはR&Dに関わる研究者のモチベーションの維持向上が欠かせない。従って、R&Dテーマ設定はトップダウンよりもボトムアップの方が責任感を持って研究員がR&Dを実践することに繋がる。また、R&Dは組織(チーム)で成功に導いていくため、組織のチームワークや風土作りもR&Dの成功に大きく関わってくることになる。  本講演では、ボトムアップによるR&Dテーマ創出とそのための組織や風土作りについて、基本的な考え方を説明する。

  1. 研究開発 (R&D) の意義、宿命
  2. 企業活動におけるR&Dが果たす役割
  3. R&D部門における組織の考え方
  4. R&D組織改革の本質
  5. R&Dでの理想的なプロジェクト (PJ) 編成
  6. R&D – PJの運営方法
  7. PJでのチームワークの重要性
  8. R&D目的の明確化
  9. ボトムアップによるR&Dテーマ創出
  10. R&Dテーマ選定のポイント
  11. R&Dの計画立案
  12. R&Dを成功に導く組織風土作り
  13. R&Dに対する経営層の役割
  14. まとめ

第2部. 開発力や商品企画力の底上げによりR&Dテーマの創出に挑戦しやすい仕組み作り

(2022年4月18日 13:00〜14:30)

 技術経営においては、研究開発による刷新的な技術の確立や市場が要求している新商品を常に創出し、企業経営を継続的に安定させることが求められています。このためには、開発初期から外部環境調査と適社性を考慮しながら投入する人・物・金・情報の有効活用と様々な成果を達成するための仕組み作りが大切です。さらに成果を定量的に評価するためには、運用方法の見直しなどの仕掛け作りや数値化の工夫が必要です。東芝グループ執行役員在籍中に積み重ねた経験と元京セラ社長西口泰夫氏にご指導いただいた技術経営手法をお伝えできればと思います。  本セミナーでは、一方的な講演ではなく、時間のゆるす限り皆様とのQ&Aが出来ればと考えています。

  1. 自己紹介
  2. 研究開発の成果を得るために大切なこと
  3. 成果の出やすい社内体制作りと運用方法の見直し
  4. 研究開発活動とマーケティング活動との併用
  5. ステージゲート法による研究開発の進捗管理
  6. 売上に貢献する新商品のプロモート活動
  7. 学会・展示会の有効活用
  8. 研究開発活動の進捗評価
  9. 研究開発活動における成果とは
  10. 研究開発活動の半定量評価
  11. 開発事例紹介「厚さ方向800W/ (m・K) 熱伝導シートZebro」

第3部. 進化したワイガヤによる新規R&Dテーマの創出

(2022年4月18日 14:45〜16:15)

  1. Hondaのワイガヤ
    1. Hondaのワイガヤの歴史
    2. トップダウン型とボトムアップ型
    3. 誤解されがちなワイガヤの本当の姿
  2. なぜ失敗する新事業・新サービス開発
    1. Hondaの知財部門の取り組みから見えたこと
    2. 陥りがちな”悪しきワイガヤ”の罠
  3. ワイガヤを行動科学で再定義「YG Innovation Facilitator」
    1. 行動科学で紐解くHondaのワイガヤ
    2. ワークショップ自体にイノベーションを
    3. 行動科学で設計するワークショップ
    4. 心理学で設定するワイガヤできる場
    5. カニ缶とカニカマ
  4. ワークショップでの実践
    1. →1発想と1→10発想
    1. ワークショップの開催で留意すること
    2. 良質なファシリテータの育成手法
  5. 最後に
    1. DXで進化し続ける YG Innovation Facilitator
    2. イノベーションに取り組むみなさまに

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