第1部 水電解によるグリーン水素製造技術の開発状況と課題
(2022年3月31日 10:30〜12:00)
2020年10月、菅内閣総理大臣は脱炭素社会の実現を目指して、「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」をまとめまた。これらの課題対策を経済成長に取り込む戦略は世界の大きな潮流であり、カーボンニュートラル実現に向けて、社会の関心が高まっている中、超低過電圧を有する革新的な水分解触媒が開発された。
本セミナーでは、水分解触媒設計指針を開設するとともに、水電解によるグリーン水素製造の動向と今後の展望について講演する。
- 水電解水素製造装置の原理から最新技術まで
- 水電解による水素製造の基本プロセス
- 水電解水素製造装置の市場の現状と展望
- 水電解水素製造装置の種類・構造と作動原理
- 水電解水素製造装置の技術課題
- 高効率水電解水素製造に向けた装置・部材の最先端研究動向
- アノード触媒
- カソード触媒
- 電解質および電解質膜
- システム化
- 水素社会実現を目指して
第2部 水素社会を目指したアルカリ水電解の現状と高性能アノードの開発
(2022年3月31日 13:00〜14:30)
2050年カーボンニュートラルに向けて、水素が注目されている。現在、その水素のほとんどは化石資源から製造されており、製造過程で二酸化炭素を排出している。一方、再生可能エネルギー由来の電気を用いた水電解はカーボンフリーな水素の製造法であり、中でもアルカリ水電解は20世紀初頭から工業的に稼働している製造プロセスである。
本講演では、アルカリ水電解を中心に最近の国内外の動向や課題、各要素技術の開発状況などについて解説する。
- 水素社会の実現に向けて
- なぜ「水素」なのか
- 水素の利用
- 水素の製造方法
- 水電解
- 原理
- さまざまな水電解
- アルカリ水電解
- アルカリ水電解の歴史
- 国外の動向
- 国内の動向
- 各要素技術と課題
- アルカリ水電解アノードの開発
第3部 集光型太陽電池を利用したPEM水電解と水素製造技術
(2022年3月31日 14:45〜16:15)
- 太陽光由来水素製造
- 太陽光を活用する水素製造
- 太陽光発電
- 水電解による水素製造
- 集光型太陽電池を用いた水電解
- 高効率多接合型太陽電池を用いた集光型太陽電池
- 日射強度の変動に対応するシステムの開発
- 太陽光由来水素の高効率製造
- 太陽光由来水素を用いたメタン製造
- 水素の需要
- メタンインフラ
- 太陽光由来水素によるメタン製造
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
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