米国経済データを取り出し、経済・金融市場動向を知る

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牧野先生がアメリカの経済・金融市場データを検索し、それらを使って自由自在に分析するための方法を伝授します。 昨年開催し、大変好評をいただいた「日銀&国際機関のデータを活用し、世界経済を読む」をバージョンアップしてお届けします。  新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の影響により不透明感が出ているものの、米国経済は力強い回復が続いており、インフレ的な動きが加速してきました。 米国のFRBも一時的なインフレという判断ミスを認め、早期の量的緩和の終了と数回の利上げという見通しが主流になってきています。 そのため世界の経済・金融市場に与える影響が大きくなる可能性があり、証券投資や金融市場の関係者だけではなく、一般の家計や企業にも波及することも考えられ関心の高いテーマだと思います。  本セミナーでは、米国経済・金融市場のデータの取り出し方・使い方の基本を実践し、その動向を把握できるように解説いたします。  最初に素データを取り出し、報道などで発表される前年同期比や前月比などの増減率を算出します。 自分で処理できるとよく内容が見えることが多く、一段と理解が進むでしょう。 次にFRBの経済・金融データ検索システム、FREDの利用方法を解説します。 経済指標のチャートを容易に取り出すことができ、加工することも可能なので経済・金融データのトレンドが分かります。  さらに、データやグラフを使って、実際の米国経済・金融市場全体を理解する方法を説明します。 直近データを使いますので、実用的ですぐに活用できます。 よく使う経済用語や検索条件について、英語の言い回しも自然と身につくでしょう。  個人投資家やFPの方だけではなく、企業の企画や財務関連の部署の方や、ブルームバーグやロイターなどの使用料が高額で導入できない関連部署の方などにも有用です。

  1. Part 1 素データの取出し方と使い方
    1. データの主な出所
    2. データの出し方・使い方を覚える
      • 前年同月比
      • 前月比
      • 前月比年率換算など
    3. 主な経済データの出所と英文リスト
  2. Part 2 FRBのFREDを使おう
    1. FREDとは? 経済データのチャート活用システム
    2. チャートの出し方・見方を覚える
    3. データを加工し、分析する
      • 前年同月比
      • 前月比
      • 前月比年率換算など
    4. 検索に便利な英文リスト
  3. Part 3 米国経済・金融市場の今
    1. 米国景気
      • 実質GDP成長率や物価、雇用など経済のファンダメンタルズを確認
    2. FRBの金融政策
      • FRBの総資産やマネタリーベースを見る
    3. 金融市場の実情
      • 株式だけではなく、金利・ハイイールド市場や不動産市況を知る
    4. 財政状況や国際収支
      • 財政赤字や貿易赤字、双子の赤字を見る
    5. 為替への影響を考える
      • 貿易や為替レートの要因を探る

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