人間中心製品開発のための生理測定方法と評価・実験プロセス

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本セミナーでは、人間工学の視点でヒトの生理機能と物の関係に迫ります。
使いやすさ・使いにくさの評価方法を理論的に考え、使いやすい製品デザインの考え方と進め方を説明いたします。

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プログラム

自社製品を使いやすくするにはどうしたらいいのでしょうか。使いやすい・にくい物は、ユーザの脳内で身体の感覚情報と経験知をもとに直観的に判断されるものです。つまり、製品の設計者が自分の勘を頼りに判断したり、仕様を決められたりするものではありません。  このセミナーでは、人間工学の視点でヒトの生理機能と物の関係に徹底的に迫ります。使いやすさ・使いにくさの評価方法を理論的に考え、使いやすい製品デザインの考え方と進め方を説明します。このセミナーによって、真に使いやすいデザイン開発のためのビジョンと方法を習得していただければ幸いです。

  1. 人間工学の基礎
    1. 人間と機械は一体化したシステムである
    2. 人間工学の位置づけ
    3. 人間工学を導入する目的
    4. 人間工学の導入の仕方
    5. 主観のみで判断すると失敗する例
    6. ヒューマンエラーは原因ではなく結果である
    7. 生理的負担
  2. 既存概念がかかえる問題と新たな着眼点
    1. ユニバーサルデザインの落とし穴と新しい考え方
    2. アフォーダンスの落とし穴と新しい考え方
  3. 人間の生理的特性にもとづく方法論
    1. 自然環境で700万年をかけて培われた生理機能
    2. “感性”という生理機能
    3. 認知や行動は感覚入力×身体機能×脳内処理で形作られる
    4. 主観評価の妥当性
    5. 無意識下の反応の重要性
    6. 使いやすさや快適性にせまる生理測定方法
    7. 筋電図の発生原理
    8. 内部モデルと“道具の身体化”
    9. 生体電極と増幅器
    10. 筋電図の解析方法
    11. 代表値の考え方
  4. 人間中心の製品開発の進め方
    1. 発想の方法
    2. 課題設定から評価までのプロセス
    3. 評価の方法
    4. 実験の方法
  5. 人間中心で事例をながめる

受講料

複数名受講割引

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

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