高機能急性期病院が2012年度診療報酬改定において、どのような影響を受けるか、いかなる対策を行うべきか、について概説する。
また、新設項目だけでなく、既存の重要項目に対する適切なアプローチ方法を豊富なデータを交えて検証し、高機能急性期病院がさらなる成長を果たすための施策に言及する。
- 高機能急性期病院を取り巻く環境変化
- 2012年度診療報酬改定の概要及び影響
- 高機能急性期病院にとって重要項目と対策 (新設・既存項目)
- 病院群設定の実態を検証
- 機能評価係数Ⅱの実態と向上策
- 救急医療係数と救急医療管理加算の適切な算定
- 正確なデータ提出と算定漏れの確認
- 複雑性係数の実態と対応策
- 医療連携の強化
- 診療情報提供料Ⅰ
- 救急搬送患者地域連携紹介加算
- 地域連携診療計画管理料 他
- 総合入院体制加算の算定と地域医療支援病院の承認に向けて
- 救命救急入院料、特定集中治療室管理料を有するユニットの効率的利用
- 薬剤師の病棟配置と適切な人員配置
- 看護必要度と病床利用率の維持向上策
- 質疑応答