熱設計については、伝熱現象ということで流体力学や熱力学など複雑な学問が絡み合っていたり、現象を表す数式が難解だったりということがあるのですが、私が得られた経験の中でできるだけシンプルにお伝えしようと講義を構成しており、「ΔT=RQ」温度差、熱抵抗、発熱量の3つをいかに把握しそれを設計するかというところに主眼を置いて、講義を進めます。 製品の機能、信頼性、安全性といった必須な内容が強く求められています。加えて小型、軽量、低コストといった競争力を上げるうえで必要な内容をお伝えしたいと思っています。