植物油脂由来ポリマーの物性と用途展開

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本セミナーでは、化石資源由来の汎用高分子材料の代替出発物質として研究開発が進展する植物油脂について、基礎から応用、技術トレンドまで、幅広く解説いたします。

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プログラム

バイオマスエネルギーはカーボンニュートラルと捉えられ、バイオマスエネルギーの利用は地球温暖化防止や化石資源の枯渇対策としても重要です。オイルリファイナリーの中でエネルギー利用と並んで重要なプラスチックについても、バイオリファイナリーへのシフトが社会的に強く求められています。代表的なバイオマスである油脂の生産量は堅調に増加しており、化石資源から製造される汎用高分子材料の代替出発物質として高い潜在性を有しています。最近ではポリウレタンフォームやコーティングへの応用・実用化が進んでおり、油脂の材料化技術が高く注目されています。  本セミナーでは油脂ベース高分子材料を取り上げ、その基礎から応用・技術トレンドまでを幅広く紹介します。

  1. はじめに
    1. バイオマス利用技術
    2. バイオマスプラスチックと生分解性プラスチック
    3. バイオプラスチックの開発動向
  2. 植物油脂ベースポリマーの開発動向
    1. 植物油脂の基礎
    2. 植物油脂ポリマーの種類と用途
    3. エポキシ化油脂ネットワークポリマー
    4. 植物ポリウレタン
    5. 微生物産生ポリエステル
    6. 複合化技術
  3. フェノール脂質ポリマーの開発動向
    1. フェノール脂質の基礎
    2. フェノール脂質ポリマーの種類と用途
    3. 人工漆
  4. まとめ

会場

ドーンセンター
540-0008 大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
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受講料

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