潤滑油と添加剤の基礎、添加剤の分離・分析方法および商品開発事例

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本セミナーでは、潤滑油と潤滑油添加剤について取り上げ、潤滑油の製造方法、添加剤の構造と作用、潤滑油・添加剤の分離分析等について詳解いたします。

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プログラム

潤滑油はあらゆる機械、装置類に使用される必須のものである。トライボロジーの研究、開発により生産性が向上して企業の利益向上に貢献する。  本稿では潤滑油と添加剤の基礎知識について述べた後、トラブルの解決や市場調査、新商品の開発に役立つ添加剤の分離分析方法について述べ、最後に演者がおこなった新商品の開発実例4件について述べ参考に供したい。

  1. 潤滑油の製造方法と組成
    1. 硫酸精製法
    2. 溶剤精製法
    3. 水素化精製法
    4. 水素化分解法
    5. 異性化法
    6. FT法
  2. 潤油添加剤の化学構造と作用機構
    1. 酸化防止剤
    2. 粘度指数向上剤
    3. 流動点降下剤
    4. 清浄分散剤
    5. 極圧添加剤
    6. 摩擦調整剤
  3. 自動車エンジン油用添加剤の種類と役割
  4. 潤滑油・添加剤の分離・分析方法
    1. 液体クロマトグラフ法
    2. ゴム膜透析法
    3. 高速液クロ法
    4. GPC法
    5. 機器分析 (無機)
      • 蛍光X線スペクトル分析
      • X線回折分析
      • ICP分析
    6. 機器分析 (有機)
      • 赤外線吸収スペクトル分析
      • 紫外線吸収スペクトル分析
      • 核磁気共鳴スペクトル分析
      • 質量スペクトル分析
  5. 新商品開発事例
    1. 電気絶縁油の開発
    2. 高アルカリ舶用シリンダ油の開発
    3. 油圧作動油の開発
    4. 流動点降下剤の合成

受講料

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