有機ELディスプレイ・照明の国内外の最新動向と将来トレンド

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本セミナーは、有機ELディスプレイ・照明分野に新規参入したい事業者や有機ELの将来への投資を考えている方々へ向けて、有機EL技術の基礎から最新技術開発動向及び課題、更に有機エレクトロニクスがもたらす真のインパクトについて解説いたします。

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プログラム

2019年末から世界を襲ったコロナ禍が我々の生活を一変させた。人の移動を伴わない生活、例えば在宅勤務やリモート会議、ネットショッピング、遠隔診療等が進展していったが、新たな課題も見えてきた。例えば、もっと臨場感あるディスプレイや携帯しやすいディスプレイへの要求が加速してきている。在宅勤務やリモート会議、遠隔診療では照明環境も極めて重要になり、視認しやすい、目に優しい健康的な照明への要求が一層強くなった。特に、有機エレクトロニクス技術とりわけ有機EL技術は確実に新生活を変革する基盤技術になる。ディスプレイ・TVを壁紙のような形にしたり、小さく折り畳みができたり、くるくる巻き上げることもできる技術は有機EL技術以外にない。今まであまり詳細に公開されることのなかった有機ELディスプレイ・照明技術だが、現在どのレベルまで進展しているのか?実は、近年の材料・デバイス技術の進展によりフレキシブル、高効率、長寿命が大いに期待できるものになってきた。  本講演では、この分野に新規参入したい事業者や有機ELの将来への投資を考えている方々へ向けて、有機EL技術の基礎から最新技術開発動向及び課題、更に有機エレクトロニクスがもたらす真のインパクトは何かについて解説・議論する。

  1. 新型コロナウイルスに翻弄されるのか?有機EL技術への期待
    1. アフターコロナの新生活様式と有機ELディスプレイの市場動向
    2. 有機ELの最新世界市場動向 – 特に中国市場の動向を踏まえて
  2. 有機EL技術の応用分野
    1. 用途別
      1. ディスプレイ・TV
      2. モバイル用途
      3. タブレット
      4. サイネージ・装飾・透明ディスプレイ
      5. 照明
      6. 車載用途
        1. 統合コクピット
        2. センターコンソールディスプレイ
        3. リアシート用ディスプレイ
        4. そのほかの応用
  3. 有機ELディスプレイの技術動向と課題
    1. ボトムエミッション
    2. トップエミッション
    3. フレキシブルディスプレイ
    4. 現状の技術課題と方策
  4. 車載用途展開のための技術課題
    1. 寿命
    2. 形状 – 平面か曲面か
    3. 発色性
    4. 視野角
    5. 消費電力
  5. 静かに広がりつつある有機EL照明の技術動向
    1. 光源の進化と照明を取り巻く市場環境
    2. 有機EL照明の最新技術動向
    3. 有機EL照明の今後 – LED照明を凌駕する応用分野とは?
  6. 有機EL材料技術の最新動向
    1. 有機EL材料市場と今後の動向
    2. 有機EL材料の最新技術
      1. 発光材料 – TADF材料の最新動向
      2. 周辺材料 (サポート材料) – HIL,HTL,EBL, EIL, ETL HBL各材料の技術動向
      3. 封止材料および封止技術
      4. 基板材料 – フレキシブル、フォールダブルに対応する新素材
  7. まとめ、質疑

受講料

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