新しい社会インフラとして輸出の目玉になるとの期待がかけられているスマートグリッドですが、震災後は節電・省エネツール、さらには復興の切り札としての期待も高まっています。
ただ、スマートグリッドの本質的な目的は節電や省エネだけではなく、それを通じた生活の質の向上にあります。
実現するためには、IT機器や自動車など、様々な機器が新たな役割を担うことが必要になります。
本講演では、スマートグリッドの現状や今後の市場展望、さらにはビジネスチャンスなどについて解説します。
- 「全量買取」時代の再生可能エネルギー戦略
- メガソーラーは全国260カ所に候補地
- 地熱・風力発電にも新たな動き
- しかし「エネルギーのベストミックス」は重要に
- スマートグリッドとの連携が必須に
- スマートグリッドが震災後の日本で果たす役割
- スマートグリッドの核をなす機器・システム
- HEMS
- 太陽光発電
- スマートメーター
- 蓄電池など
- スマートグリッドに絡むビジネスチャンス
- 参入企業とその戦略
―世界を制するためのM&A・アライアンス戦略
- 究極の狙いは輸出だが…
- スマートグリッドと復興戦略
- 活発化する実証実験
- 全国の実証実験一覧
- 「見える化」は序の口、究極は「エネルギーマネジメント」
- 実はカギを握るのはIT技術
- 動き出したスマートグリッド関連市場
- 大手参入相次ぐスマートハウス市場
- スマートグリッドの頭脳となる「HEMS」も参入ラッシュ、「第2のスマホ市場」になるか
- 「非常用電源」だけでない、自動車が担う新たな役割
- 究極は省エネのみならず、豊かさの向上
- 今後の展望と課題
- 参入メーカーの抱える課題
- スマートグリッドを成功させるための要諦
- 市場はいつブレークするか
- 質疑応答