記載要件に基づいた特許の読み方・書き方

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本セミナーでは、特許庁の審査官、審判官の立場になって特許請求の範囲を読む方法と書き方を、特許戦略業務15年のベテラン講師が詳解いたします。

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プログラム

技術者の皆さんは、最新の技術情報の取得に論文や雑誌の記事を使われていませんか。そこには落とし穴があります。企業が発信する論文や雑誌の記事は、技術の核心は伏せる傾向があります。リアルな技術情報のソースは特許公報の特許明細書です。ある有名企業では「論文読むより特許を読め」という教育があります。また、「特許はわかりにくい文章でわざと書かれている」とお思いの方もいるかもしれません。特許明細書は、特許庁の審査官が理解できないと権利化できません。そして、書き方には特許法の記載要件、そして特許法を解釈した特許庁特許審査基準という“ルール通り”書かれています。読み方さえ間違えなければ、特許明細書はカンタンです。読むことができれば、書くこともできるようになります。  本セミナーでは、特許明細書300件作成の経験者である講師が特許に詳しくない技術者・研究者の方向けに基本中の基本の知識を伝授いたします。

  1. 特許明細書とは
  2. 特許明細書の書き方
    1. 出願にあたって用意すること
    2. 出願準備のアイテム
    3. 出願準備の考え方
    4. 特許請求の範囲の書き方のルール
  3. 特許請求の範囲の書き方
    1. 請求項の意味 (なぜいくつもわかれているのか)
    2. 製品名を請求項に書いてよいのか
    3. 表現方法
  4. 実施例・比較例の作成法
    1. 実施例とベストモードの関係
    2. 比較例と請求項の関係
    3. 記載すべき情報
  5. 減縮に備えて
    1. 拒絶とは
    2. 減縮とは
    3. 補正はどのようにするのか (制限があります)
  6. 明細書作成上の注意
    1. 誰に向けて書くのか
    2. どこまで書くのか
  7. 特許庁の審査官は何を根拠に審査しているのか (審査基準の基礎の基礎)
    1. 審査基準から見た明細書の記載事項のツボ
    2. 事例でみてみよう。
    3. 事例でみた補正のポイント
    4. パラメータ特許とは
    5. 明細書の記載に矛盾がある場合

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