カーボンプライシングの理解・展望と脱炭素社会に向けてのビジネスの考え方

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
オンライン 開催

日時

開催予定

プログラム

新しい2030年マイナス46%削減目標を達成するため、エネルギー基本計画ならびに地球温暖化対策計画が改定され、閣議決定を待っている。ただ、原発の稼働率をはじめ、かなりチャレンジングな数字の積み上げとなっているため、比較的早期に、不足分が顕在化してくるであろう。一方で、3年後には2035年目標策定が待っていて、2050年炭素中立達成まで、待ったなしの状況にある。国内政策の強化策としてのカーボンプライシングの実現可能性はますます現実味を帯びてきている。ただ、今年開催された2つの関連した政府委員会は中間整理をまとめたものの、先行きは不透明である。その一方で、黒船とも言えるEUの炭素国境調整メカニズムが形をなしてきた。  本セミナーでは、これらの絡まった流れを整理し、またカーボンプライシングの政策措置としての本質を解きほぐし、これから日本企業が脱炭素社会にどう立ち向かっていくべきか?のヒントを考える。

  1. 日本のおかれた状況の認識
    1. 日本の2030年目標と2050年目標の理解
    2. パリ協定の要求事項
    3. マイナス55%をかかげるEUの戦略
      • Fit-for-55 package; EU ETS, 炭素国境調整メカニズム
  2. カーボンプライシング制度の本質
    1. 2つの政府委員会の中間整理を読み解く
    2. 炭素税とは?
    3. 排出権取引制度とクレジット取引制度とは?
    4. 経産省のカーボンニュートラルトップリーグ構想の意味は?
    5. 政策措置としてのイノベーションは?
  3. 企業としてリスクと戦略性
    1. カーボンプライシング下の企業行動
    2. 各種「リスク」の視点
    3. 成長への「機会」の視点と有望分野
    4. The Way Forward

受講料

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名様以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 18,000円(税別) / 19,800円(税込)となります。

アカデミック割引

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

ライブ配信セミナーについて