第1部. SDGs視点での新規研究開発テーマ発掘
(2021年12月16日 10:00〜11:10)
SDGsやデジタル化に代表される、事業に大きな影響を及ぼす劇的な時代変革が起こっている。特に、SDGsの重要な位置づけとなる環境問題を意識した研究開発が、大きなポイントとなろう。多くの企業がこの動きを強化しており、新規な研究開発テーマを推進することが急務となる。このような考え方をベースに、主に化学製品を中心に、特に環境関係を意識したSDGs関連のテーマ探索についての考え方について概説する。併せて、研究開発の基礎ステージから製品化・事業化に到達するまでの様々なステージで検討すべき内容や、具体例についても触れる。
- SDGsを意識したうえで、どのような研究開発テーマを考えるべきか
- 旭化成グループの取り組みの考え方
- 新規な研究開発テーマを発掘
- 基礎から事業化までの研究開発ステージ
- 用途の見つけ方
- ユーザー対応での注意事項
第2部. SDGs、社会課題を起点とした新事業/研究開発テーマ企画の進め方
(2021年12月16日 11:20〜13:30)
世界的なESG投資の拡大や各国のカーボンニュートラルへの取組み加速などを背景に、持続可能な開発目標 (SDGs) などの社会課題を、CSR (企業の社会的責任) の文脈ではなく、新事業を生み出すビジネスチャンスとして捉えようという企業が増えています。しかし、社会課題と自社との接点を見出すことや、収益を見込めるビジネスモデルまで描くことに苦戦するケースも見受けられます。
本講演では、SDGsなどの社会課題を起点とした新事業企画を成功させるために押さえるべき考え方や、具体的な進め方・フレームワーク・事例などを織り交ぜてお伝えします。
- サスティナブル発想で生み出すイノベーションとは
- 数字で見る SDGsビジネス
- 社会課題を解決するビジネスは儲からない?
- サスティナブル発想で生み出すイノベーションとは
- SDGs、社会課題起点の新事業/研究開発テーマ企画
- 企画の進め方
- 社会課題解決に必要な機能を展開する
- 自社コア技術の応用
- 社会の応援に基づくビジネスモデル構想
- コンサルティング事例の紹介
- プロジェクト事例
- ワークショップ事例
第3部. SDGsを起点とした事業創造
~SDGsに貢献し得る特許技術可視化の挑戦~
(2021年12月16日 13:20〜14:30)
「2030年までに12兆ドルの新しい事業機会を生み出す宝の山」と謳われて久しいSDGsだが、残念ながら17のゴールや169の詳細目標を眺めているだけで新たな事業の構想が生まれてくるような魔法のツールではない。しかし、正しい使い方をすれば、社会的にも経済的にもインパクトを与えるような骨太な事業のヒントを得うる。
本講演では、モニターデロイトが数多くの企業支援の中から見出したSDGs起点新事業創造の考え方と、SDGsと特許技術の関連性を可視化する新たな試みの概観に触れながら、アプローチの全体像を紹介する。
- 環境/社会課題がもたらす経営環境の変化
- SDGsがもたらす経営の未来
- SDGsを起点とした新事業創造アプローチ
- SDGsと特許技術の関連性可視化への挑戦
第4部. アサヒグループにおけるSDGsを意識したイノベーション推進活動
(2021年12月16日 14:40〜15:50)
SDGsは今やBuzzワードの域を超えて話題とならない時はない。SDGsに取り組むことは企業経営を行う上でなくてはならない必要条件であることに疑問を持たれておられる方はいないであろう。しかしながら「SDGsに取り組むことで企業がサステナブルになるか?」というという問いに自信を持ってイエスをこたえられる企業経営者はどの程度いるでしょうか。しかしながら、SDGsの実現と企業のサステナブルな成長は同時実現が可能であると強く感じています。
本講演ではアサヒグループがどのようにしてSDGsを意識したイノベーション推進活動を推進していったかについてお話させていただきます。
- SDGs経営を進めていくうえでの課題
- サステナビリティとパーパス
- 短期ゴールと長期ゴールのジレンマ
- イノベーションを生み出すための土台作り
- 新結合を実現するためのたゆまない情報収集
- セレンディピティを実現するためには
- 「森のタンブラー」開発背景
- 「森のタンブラー」社会実装試験
- UPCYCLE Bブランド展開 ECOALF社とのコラボレーション
- 森のタンブラーをきっかけにした生ジョッキ缶の開発
- 今後のサステナブル事業展開
第5部. OKIのイノベーション・マネジメントシステム“Yume Pro“とSDGsの目標達成を目指す研究開発事例
(2021年12月16日 16:00〜17:10)
OKIは、国際標準ISO 56002に基づくイノベーション・マネジメントシステム (IMS) ”Yume Pro”にて「全員参加型のイノベーション」を推進。「社会の大丈夫をつくっていく。」ために、SDGsの社会課題解決に向けたイノベーション戦略を設定し、新たな事業開発を行っている。
本講演では、OKIのIMSの概要とそのための企業文化改革活動、その成果としての開発事例を紹介する。
- ESGを軸としたOKIの経営戦略 … OKIレポート2021より
- イノベーション戦略
- OKIのイノベーション・マネジメントシステム ”Yume Pro”概要
- OKIの企業文化改革活動
- イノベーション研修
- ダイアログ
- Yume Proフォーラム
- Yumeハブ
- Yume Proチャレンジ
- IMSに基づく研究開発プロセス … Yume Pro B/T STEP
- SDGsの目標達成を目指す研究開発事例
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 121,000円(税込)
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- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
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